えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2013-04-04 11:15:44.0 かつての高田開府300年の盛大なエネルギーを検証し、400年祭を考える。

 来年は、慶長19年(1614年)に徳川家康の六男松平忠輝公が高田城に入城してから400年目の記念すべき年です。

 100年前の大正2年(1913年)の秋、9月13日~14日の両日、中田原練兵場は数十万の人ひとで溢れかえりました。
 その日、白戸栄之助が操縦する県内初の展覧飛行が行われ、飛行機のゴーゴーというエンジン音とプロペラの風を切る轟音に観客は熱狂しました。初めて新しい文明に接した越後人は度胆をぬかれたことでしょう。売店では飛行機の模型がそれこそ飛ぶように売れたそうです。

 開府300年祭の7日間の期間中、鮮やかな提灯、紅白の横断幕、さらに当時では珍しい赤・青・白の電気灯で彩られた大アーチ型の門など、高田の街がまるで化粧したかのよう華やな雰囲気に包まれました。雪深い何事にも消極的で地味な田舎の城下町では想像も出来ない企画や演出がたて続きに盛大に実行されていきました。
 
 日枝神社の祭典から始まり、歴代高田藩主の法要、さらに講演会にはよくぞこんな大物が来て下さったと思いますが、明治文明近代化の推進者でであり、政治家として後に内閣総理大臣にまで上り詰め、教育者として早稲田大学総長であった大隈重信公を迎えて、高田市内3ヶ所で講演が行われました。
 1回目は一般市民に「日本と地方の行く末」を語り、2回目は将来を背負う若い青少年に語られました。その大隈公の来高に際して前島密翁のご尽力があったものと思われます。
 そのほか300年祭期間中は、榊神社での法宝物展、教育品展、生産品の品評即売会、さらに華やかな提灯行列、田端芸妓連や青年団の踊り舞台、城下町らしく剣道、柔道、相撲をはじめとする各種武道大会が催され、夜には1週間毎日花火が打ち上げられる賑わいが演出されました。
このイベントの総指揮官は初代高田市長の倉石源造氏です。

具体的な数値で見ると

 期間中高田来訪者 23万8750人
 期間中高田駅降車人数 8万2750人

期間中収支

予 算 4,000円(現在価格8,000万円)
総 収 入 9,500円(1億9,000万円)
総 支 出 8,000円(1億6,000万円)
差引利益 1,500円(3,000万円)
 
となり、利益の1,500円は本町3丁目の市役所新設のための資金に充てられたそうです。
市内の経済効果を見てみますと、旅館、料理屋、貸席店、食堂そば屋、人力車、お土産屋などに落ちたお金が10万円(20億円)という巨額の金額になりました。
 また高田出身の人達が「故郷のために」と、東京、大阪はじめ全国から7,700円(1億5,400万円)もの寄付金が寄せられたそうです。

 大正2年頃は日露戦争が終わってから10年近くが経ち、世の中も落ち着きが出て、地方において殖産の機運が高まって来た頃でもあります。
 上越地内では金子伊太郎氏や国友末蔵氏らの尽力により関川水系の発電所が新設されたり、頚城地方では地下資源の開発が進められました。
 また明治41年には陸軍第十三師団の誘致に成功し、それらのことが相乗効果を生み雇用を増やし、景気を拡大して行きました。
 また当時の行政、政治家、そして一般市民のやる気と結束力が大きなエネルギーを生み、開府300年祭を大成功させたものと思います。
 この成功は、その後の高田地区の基盤を造り、私たちに残してくれた歴史的事業であったと思います。

 ひるがえって開府400年を来年に控えた今日、景気も何となく薄明かりが感じられるこの頃ですが、新幹線が開通する町としてエネルギーが感ぜられず、400年祭を取り仕切る本当の総指揮官は誰なのか見えて来ないのが寂しい限りです。

2013-03-21 09:08:52.0 上越市議場に『国旗』と『市旗』を掲揚することが決まりました

 上越市の本会議場に今般やっと国旗と市旗を掲げることが起立多数で可決しました。

 誰よりも私は、日本国及び日本民族は優秀であり、永い歴史に培われた伝統と文化を持っていることを誇りとして来ました。それ故、その象徴である国旗を議場に掲げるのは当然であると想っていました。今ここに長年の想いが実現し嬉しく思っています。

 私は若い時、アメリカとヨーロッパ諸国を放浪して来ました。その時、日本国と日本人の素晴らしさを改めて感じ取り、勇気付けられました。と同時に諸外国では自国の歴史と国旗を大切にしていることに大変感銘を覚えました。
 そして旅の最中、帰れる国があることのあり難さを嬉しく感じて旅を続けたものです。
 
 陽春の季節、各学校では卒業式と入学式が執り行われています。私も20年間、城北中学校と東本町小学校に伺い、式に参列いたしますが「国旗に敬礼」と言う言葉を司会者からついぞ聞いた事がありません。「全員起立、礼」と言うだけです。
 国歌は全員で斉唱しますが、中には最後まで国歌を歌わない来賓がいることも事実です。たぶん日の丸=戦争、君が代=皇国教育との思想で凝り固まっている人だとは思います。
 しかし自国の国旗、国歌に敬意を払うことと戦争とは全く関係ありませんし、思想の自由とも関係がありません。『国旗日の丸』と『国歌君が代』は、我われ日本人のアイデンティティの表現なのです。 それ故に小・中学校の式典では、最初に「国旗に対して敬礼」と言い、子供たちにもその意味を丁寧に教えるべきだ思います。
 
 ただ最近、オリンピックやサッカーのワールドカップ、さらに野球のWBCの中継を見ていますと、若い人達がほっぺに日の丸をペイントし日章旗を振って応援する姿を見ると、ほほえましく「今の若い人も案外捨てたものではないな」と頼もしく思っています。

 日本を嫌いな日本人が、国旗、国歌に反対することも日本だから自由です。恐ろしい隣国に行けば命を掛けて言わなければなりません。
 もっと現実を見ましょう。もっと近代の歴史を勉強しましょう。
 
 自由で民主的な国日本。私は日の丸と君が代が大好きです。自由に批判出来る国、日本は有り難い国です。
 

2013-03-13 17:16:19.0 上越市議会の会派て、なァーに?

 市会議員選挙の時、会派を選ぶ基準としているのは、日本共産党と公明党の推薦もしくは公認の5名の市会議員のみであり、残りの27名は政党色を出さず無所属です。

 現在の上越市議会では、9名が所属する会派『創風』が議長を出しております(議長は現在は無所属)。さらに常任委員会、議会運営委員会、上越市の監査委員会、常任委員会、特別委員会などで、9名のうち7名が委員長、副委員長を勤めており、議員としての実力とは関係無く要職の肩書のある上座に君臨しております。
 次の8名が所属する会派『新政』においても副議長を出しており、8名中6名が要職に付いています。

 議会には、議長、副議長、委員長など議会の中の役職を数の力で決めるという暗黙のルールがあるのです。“会派”とはそのための手段に過ぎません。
 またこれらの会派は過去において、常に市長与党であり、市長と行政側に対してほとんど反対せず、市長提案に対して「異議なし」「賛成」のスタンスで市当局側に付いています。
 したがって、今だかって上越市議会においては、最大会派と第二会派の反対討論を一度も聞いたことが有りません。
 これが議会制民主主義なのか、私は、いつも疑問に思っています。そしてこれでは議会の存在意義は全く無いと感じています。
 
 正しい勇気とその感覚、損なことでもあえて行い、あるいは耐え忍ぶ精神が無かったならば、義理はたやすく臆病者の巣になることだろうと思います。
 自分自身の良心を主君の気まぐれな意志や妄想のために犠牲にする者は、すなわち節操の無いへつらいでご機嫌をとろうとする卑劣な佞臣として、また隷属的追従によって主君の寵愛を盗みとろうとする家臣として軽蔑されたのです。(新渡戸稲造著「武士道」より要約)
 
 それに会派に属すると、年間1名につき30万円の政務調査費が支給されます。無所属の3名の議員(石平春彦議員、石田裕一議員、えいじま義雄)には支給されていません。このことも市民から選ばれた議員に対して公平ではありません。
 また支給されている会派議員から30万円調査費分の中身のある発言や質問を聞いたことがありません。
 財政の厳しい折、会派に属するからというだけで市民の税金を使うのはおかしな話です。
 “会派”とは要するに「権力側を守るため徒党を組んでいる」としか私には感じてなりません。
 しかし、少数人数会派の中には、市長、行政側に対してキッチと言うべきことは言うの姿勢で活動している会派もあることも事実です。
 
 私は権力側には是々非々。肩書も、役職も、政務調査費(お金)も要らない。自由に自分の信念を貫き、「駄目なものは駄目」「悪いものは悪い」と自分に正直な政治活動を初心通り続けて行きたいと思います。
 市民の皆さんも上越市議会の会派とは何か、よく監視して下さい。


上越市議会会派名簿(敬称略)

創 風   武藤正信 江口修一 宮崎政国 渡辺隆
(8名)  鴨居三夫 飯塚義隆 大島洋一 瀬下半治

新 政   笹川栄一 山崎一勇 草間敏幸 滝澤一成 田中聡
(8名)  塚田隆敏 佐藤敏

市民クラブ 柳沢周治 近藤彰治 小林和孝 本城文夫
(4名)    

日本共産党議員団 橋爪法一 上野公悦 平良木哲也
(3名) 

みらい   内山米六 中川幹太 櫻庭節子
(3名)   

公明党   杉田勝典 上松和子
(2名)

無所属   石田雄一 永島義雄 石平春彦 瀧澤逸男


参考資料
上越市議会会派別名簿(PDFファイル)
http://www.city.joetsu.niigata.jp/uploaded/attachment/62087.pdf
上越市議会ホームページ
http://www.city.joetsu.niigata.jp/site/gikai/syoukai.html#giinmeibo