えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2014-05-08 16:41:05.0 国民は等しく持とう危機意識

“一寸先は闇”・・・楽しいはずのゴールデンウィークが一瞬で悲劇に変わる。上越の海岸で子供3名を含む5人が波にさらわれて亡くなった痛ましい事故を始め、残念ながら今年も行楽地や観光地で事故に巻き込まれ尊い命が失われる事態が発生してしまいました。御遺族の心中を察するに余りあり、ただ御冥福を祈る事しか私にはできません。

 

 また、首都直下型地震、東海沖に大地震が来ると言われて久しく、つい先日、震度5と言う極めて大きな地震が関東地方を襲いました。起こってほしくはありませんが、一度起こってしまうと数万人の死者、その数倍の負傷者、建物の倒壊、交通網の寸断、インフラの壊滅など、考えただけでも背筋の寒くなる話ばかりです。

 

 “危機管理”という言葉がありますが、これは政府・行政が主導するものであり、個人はそれに基づいて動けばよいと考えがちですが、そうではありません。緊急事態が発生し、個人の「命」が危機に直面した場合、のんびりと政府・行政の指示を待っていたのではとても間に合いません。普段から個人が「危機意識」を持ち、“危機管理”について家族や地域と連絡を取り合い、緊急事態が発生した時に当面の危機に対してどう対処するか・・・普段からの心構えが大切です。政府・行政は普段は国民に対して危機管理教育を行い、緊急事態に於いては迅速な対応を心掛け、国民は自分たちの身を護るための教育を受ける・・・一見矛盾しているようにも見えますが、“自分の身は自分で守る”のは当然であります。

 

 戦後69年が経過しますが、昔から見て、“命”についての教育がおかしい方向に行っているのではないかと思います。国を守るのは憲法9条ではなくて国民の危機意識の高さ、そして国を守る為の組織であります。しかしその素地を育てるはずの学校では公共道徳より個人の自由や権利ばかりを教え、危機管理を教える事は殆ど無いに近い状態です。

 そのような中で育った若者がどんな考えを持っているかはもう既に何度も申し上げているので詳しくは言いませんが、非常に“危機的”な状況であります。

 2600年を超える日本の歴史を紐解き、“国難”と言われた時代にどのようにして日本国民が団結して乗り越えたのか今一度学ぶ時期に来ていると思います。そして世界から称賛される日本を誇りに思い続けましょう。

2014-04-30 13:36:53.0 本物の人間とは?嘘と偽物を見抜く心眼を養おう

 最近の世の中、科学者、政治家、企業、マスコミ、それに聖職者と言われる人達までも信用出来ない世の中になって来ています。

 

 テレビの人気番組で骨董品や美術品を鑑定する『なんでも鑑定団』という番組がありますが、それぞれの鑑定人はその道のプロ中のプロで、深い知識と鑑定眼を供えていて、私は毎回本当に感心して見ています。と同時に本物の人物、人間を見抜き、鑑定するプロの鑑定人制度が職業として在っても良いのではないかと思っています。

 

  国家の主権と独立を確保し、国民の生命財産を守る義務を負う政治家指導者、行政官僚、教育という崇高な使命を帯び“先生”と言われる職業の聖職者、さらに国民の生活を左右する団体、組合の長など。これらの人達の人物鑑定を誤ると、その地位に着けてから期待外れが露呈し、社会の混乱と停滞を招き、何十年何百年と夢と希望が失われれる事態を招きかねません。事実数年前、今や歴代総理には列したくない人物が総理となり、混乱と停滞を招き、日本を相当危ない水域まで落とし込めた事実を忘れてはなりません。

 私はそれほどにリーダーになる人間を見抜き育てる努力が必要であると力説したいのです。そして今『一頭のライオンに率いられた百頭の羊の群れは、一頭の羊に率いられた百頭のライオンの群れに勝る』と言う西洋の格言を思い出します。

 

 私たちの日本という国が、幕末に欧米列強の植民地になることも無く、かっての敗戦からいち早く立ち直り、幾たびかの大災害からも復興出来たのも、貧しく不便な時代であっても、幼少の頃から正座して「大学」「中庸」「論語」「孟子」の四書を学んでいた先人達の極めて高い教養に貫かれた“徳”と“精神力”にその源泉があるものと確信します。

 また国民も間違いのない本物の人材を育てる努力をして来ました。

 

  わたしが思う本物の人間とは「苦労に苦労を重ねての経験に裏打ちされた知識と教養を持つ強い意志力の人間」のことです。けっして学歴や家柄など見た目の恰好良さではありません。 今一度私たちは、日本人が日本人としての矜持を取り戻す必要があります。

 

 私は、人生74年間でいろいろな人を見たりまた接して来ました。その中で魅力のある人間、やり手と言われる人の共通点は“苦労を体験し他人の心や痛みを解る情のある人であり、そして大勢の友人を持っている人”と言えます。

 

 友人の多いことは本物の一つの要素です。自己中心的人間は偽物で友人はいないはずです。皆さん友達を沢山作りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014-04-21 09:21:07.0 『上越水墨画フェスティバル』の継続を願う

今年も観桜会と共に『第5回上越水墨画フェスティバル』が4月15日まで高田本町街の4会場で開催されました。会場には計270点の力作が並び、私たち市民を楽しましてくれました。

 

 この催しを最初に呼びかけた人は、寺町2丁目在住の水墨画家 笹川春艸先生でした。会場には笹川先生が主催する水墨画教室の生徒さんの作品や日本を代表する有名作家の作品、さらに笹川先生の師でもある中国の世界的水墨画家 王子江画伯の作品などが一堂に集められ、しかも無料で鑑賞出来る機会を提供頂いたということは、市民にとって大変有難いことでした。

 

 冬が終わり心高鳴る春爛漫のこの時期に、豊かな自然と文化が香る水墨画展が5年間開催されて来たことは、全国的に見ても珍しいことであると確信します。今後とも、この水墨画フェスティバル展を開催していくことは、高田地区イメージアップの看板イベントに成りうると思います。

 それにはもっとマスコミメディアが取り上げ全国的に発信して行くことが必要です。今年のフェスティバルにもハワイの人達の作品が展示され、関係の方々が来越されておられました。もっともっと宣伝を全国的に発信して行けば、国内はもとより中国、南米、ヨーロッパなど、全世界の水墨画ファンや作家の皆さんが開通する北陸新幹線を利用して上越に沢山来られると思います。

 

 しかし、笹川春艸先生は、「5年を一区切りに今後この催しを継続して行くかどうかは思案中」と申されていました。

 先生も75歳になられ、あれだけのイベントを開催するための資金集めや出品して下さる各先生方へのお礼などの気配り、会場の準備運営など、お疲れになられたこと拝察いたす次第です。

 

私は常々「交流人口の拡大と市街地活性化は当面の上越市政の大事な政治課題の一つである」と訴えて来ました。

 こう云う文化的イベントには、もっと行政や市民団体の協力が必要だと思います。口では文化都市、文化都市と言っている割には、批判はすれども力になっていない市側の文化行政への対応の仕方に問題があると思います。

 

 折角、一生懸命まち起こしに努力して来た『芳墨会』の皆様と笹川先生に敬意を表し、私は何とか水墨画フェスティバル展が継続出来る道をさがしたい思いますが、いかがでしょうか。その時は是非ご協力下さい。