えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2017-03-11 15:11:44.0 『弱い人へのいじめ虐待を少しでも減らす社会に!』

 東北大震災の津波により原子力発電が崩壊し、放射性物質による汚染で避難を余儀なくされた福島県のご家族は、生まれ故郷を失い今でも馴れない生活環境の中、苦痛と不安を抱えながら暮らしております。そのようにすべてが不安定な状況下にある子供たちが避難先の学校で差別や偏見などで、今もなおいじめられている現状が新聞やテレビで報道されております。

 このブログをご覧になっておられる読者の皆様も私と同じだと思いますが、このような報道を見聞きするだびに、非常に腹が立つやら、やるせないやら、誰にともなく大声を張り上げたくもなりますが暫くは何かを考る事すら出来ないほど、深い悲しみに落ち込んでしまいます。

 

 学校という所は今、社会現象が端的に一番表れる所となっています。したがってそういう面で教師の方々の苦悩と日々の職務において気を休める事が出来ない重圧は、大変なものがあります。

 私は文教経済常任委員として市議会の中で15年以上、様々な審査を行い報告を聴いておりりますがその度に、人間は如何に教育が大切であるかをまざまざと実感致します。どうして目の前にいる深い悲しみを抱えながら、心細く辛い想いを必死に耐えながら生きる人間をいじめるのでしょうか?

 人間の姿でありながら人間ではない人間とは、人の弱みに付け込み、弱者をいじめ、虐待し、差別しそのすべてを蹂躙しても何も感じず、むしろ喜び楽しんでいるような輩。権力を貪る者、訳も分からず暴言を吐き、誹謗中傷だらけの文章で相手の立場や人格まで傷付けて得意そうな顔をしている輩。あなたの周りを見回してください。そんな輩はいませんか?

 

 元来、私たち日本人は、決してそのような事をする民族ではありませんでした。したがって現代の日本人は心の内面においては、ドンドンと退化し貧しくなってきていると言わざるを得ません。

 この事の根本原因は、まさしく戦後の教育にあるのです。

 イギリスの世界的歴史学者であるアーノルド・J・トインビー氏は「12~13歳までに民族の神話を学ばなかった民族は例外なく滅んでいる」と言い、またドイツの歴史学者のランケ氏は「その民族を滅ぼすには、先ずその歴史を抹殺し、次に別の歴史を作ってこれを信奉させることだ」と言っています。

 このことから、私たち大人がまずは率先してもう一度真実の歴史を、神話を学び直し、子供たちに伝えて行かなければならないのではないでしょうか?

 

 避難して来た人をいじめるような人間は、大人になってからもそれを繰り返すことでしょう。子供は純粋ですから、何色にも染まります。社会全体が悪色(悪い環境)では、子供たちの心にも悪が浸透し、それが当たり前になってしまいます。

 幸せの基盤は家庭であり家族です。これが基本なのです。親子も夫婦も兄弟もお隣同士が仲良く助け合い、思いやりのある言葉や態度でそのコミュニティの中で共に生きていくことの大切さを感じながら、それが全国に広がれば学校の中から陰湿ないじめや不登校、虐待なども無くなると思います。

 今起こっているすべての負なる社会現象は人間の内部、心から出ているのです。

2017-03-05 12:26:41.0 すべてが軽く本物が消えてしまった社会

 近頃、私の廻りを見ても、テレビで芸能人やコメンテーターを見ても、味があって、深みがあって、情があって、またあの人と逢って一杯飲みながら話をしたいなぁと思う人が、残念ながら少なくなりました。思い出す顔は、幾人も私を置いて浄土に行ってしまった人ばかりです。また、多くの私を支援して下さった同士の方々です。

 全員が昭和20年以前生まれの方々で、共通しているところがあるのです。それは100%家が貧しく、幼少の頃から他人の所で、厳しく主人や先輩、又はお客様に鍛えられ、涙と共に冷や飯を食べた経験をして来た人達でした。芸能人でも、演技に人間性の幅、深み、愛情、味わいが有り、貧乏の中から這い上がって、やっとチャンスを掴んだ役者が出る番組のドラマは見ますが、ただイケメンだけで出ている役者のドラマは見る気が致しません。

 政治の世界でも、本当に逆境の中から風雪に耐え忍び、もがきながら、その椅子を勝ち取り、じっくり勉強しながら、仲間を大切にしながら、焦らずチャンスを待つ度量を持つ人物。俺が俺がではなく、人を立て、惻隠の情が身に付いている、知性の深い人が、最後には、味のある、人間味豊かな政治家です。

 色々な人を見て来ましたが、消えて行く人が多い政財界、芸能界の中で、亡くなっても、人々の心の中に、いつまでも、いつまでも人に慕われるスターは、何故か一夜にしてスターになったのではなく、辛酸を嘗めて生きた人達でした。最近は、そう言う人々が本当に少なくなってしまいました。私は、この味わい深いものが無くなってきた世相に、本物のいない、軽々しい社会に嫌気を感じてなりません。

2017-02-27 23:44:03.0 『晩年の幸福と本当のカッコ良さとは?』

 石原慎太郎元東京都知事が小池百合子現都知事の政治手腕により、ついに都議会の「百条委員会」のお白洲の場に引き出され、現職都知事時代の過去の実態を追求される事になりました。そこで石原氏が嘘の証言をすれば法律で罰せられることになるのが「百条委員会」なのです。

 国会以外の議会ではあまりありませんが、石原都知事時代、都民に明らかにされていない税金の使い方などの実態と彼自身の実像が今、明らかにされようとしているのです。

 

 石原氏は芥川賞作家であり、弟の故石原裕次郎氏の絶大な人気を自身の背景にし、衆議院選挙で当選した後、議員時代には「石原派」と呼ばれた「青嵐会」という会派を立ち上げ、故浜田幸一氏、故渡辺美智雄氏、故中川一郎氏、中尾栄一氏、森喜朗氏、中尾宏氏などの若き自民党青年グループとして正義と正論を訴え、故田中角栄氏を鋭く批判していた花形政治家でした。

東京都知事選挙になってからは東京都の豊かな財源の上に胡座をかき、血税を有効に効率よく使わず、出張や海外視察の時など贅沢三昧で、都庁には週に三日ぐらい10時に登庁し3時には公用車で帰宅、仕事は副知事や局長・部長任せるという日常だったと言います

これでは都政は堕落し職員も右倣えし、「川上が濁れば川下も濁る」ように誰も責任を取らず、高い給料とボーナス・退職金をたっぷり貰い「我が世の春の都庁」という状態であったと思います。

 故安井誠一郎氏、故東龍太郎氏、故鈴木俊一氏時代の都政はそれぞれのリーダーが、リーダーとしての哲学をしっかり持った立派な政治家でしたので、もっとまともな都政運営だったと思います。

 

 公人としての修業も知識もないただ運とカッコ良さと人気先行のタレント的物書きや評論家、芸能界上がりの政治家は、選挙には強いですが本物の政治の中身がなく、天下・国家をとても任せられるものではありません。

 公私のけじめが分からず、ただ人気に溺れ最後にきて恥をかいて過ごす晩年は、お金があっても少しも幸福な人生ではありません。

 石原氏は、自分の人生の中の若い時分に苦労をすることで自分を磨いてないから、晩節を汚しているのです。「権力」が恐ろしいのは自分にはドンドン甘くなってゆき、そしてドンドン腐敗していくというスパイラル・ホールに落ちて行く事なのです。

「石原さん、あなたの最後、カッコ悪いよ!」