えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2017-02-06 00:31:41.0 『心配していた日米安全保障問題に関して』

 

 トランプ新大統領は連日、公約の通りとても日本では考えられない程、その権力を行使して従来にない政治を実行し、マスコミや国民が騒ぐような様々な発言を繰り返しております。

 

 私が一番心配していたのは、日米安全保障条約第5条に関する新政権の対応でした。トランプ大統領はマティス国防長官という防衛問題の最適人者を任命し、素早く韓国と日本を訪問させました。

 北朝鮮の核やミサイル開発問題、中国による海洋侵出、特に尖閣諸島への領空・領海を度々侵犯しながらの侵出活動は、オバマ前大統領時代から急激にその動きが活発化しておりました。マティス国防長官の両国での会談は、トランプ大統領としては最高に適切な指示だったと私は思いました。これで、少し日本の国防問題の不安は解消されたと感じました。

 

 また、このマティス国防長官は、今までアメリカ軍の海兵隊の大将として、世界中の軍事紛争の現場で直接指揮を執っていた猛将であり、こと国防に関しては日本の防衛大臣とは経験の重さなど、「天と地」程の差がありますで安倍総理や防衛省の幹部は胸を撫で下ろしていることでしょうし、我々国民もホッとしています。そして小気味よいのはスパイサー報道官もトランプ政権のカラーを前面に出し、主要メディア優先ではなく地方のテレビ局やインターネット電話、ラジオ番組の司会者などに多くの発言指名をしたりして、民主的な対応をするなどし好感を与えました。

 

 日本では、故田中角栄元総理もマスコミによって消されました。左翼的な考えや反日的な記者の一方的な考えで、静かに良い事をやった政治家の事は一切記事には載せないのです。

 ただただ大衆受けを狙った批判記事が、あたかもマスコミの使命であるかのような偏向報道に対しメスを入れたトランプ大統領の政治のやり方は、案外悪くはないと思います。色々と新しいやり方に反対や反発は付き物ですが、それを恐れていれば何も改革は出来ません。

 

 政治家は引退してからが本当の評価が下される残酷で厳しい仕事なのです。トランプ大統領も辞めてから、その「善し悪し」を歴史が判断することでしょう。

 

2017-01-30 10:27:40.0 現代人は忘れてはならない榊原家の「義」の心

「義」の心と言うと上越の人たちはまず上杉謙信公を思い出しますが、忘れてはならないのが江戸時代、130年にわたってこの高田を支配した榊原家も謙信公に負けない「義」の心を持ち合わせていました。

 榊原家はあの徳川四天王といわれる榊原康政を祖先に持ち江戸幕府成立の礎を築いた重臣でありました。この榊原家、当初は群馬館林に居城を持つ譜代大名でしたが、時代の流れかその後

 とさまざまな場所に転封され、最後はこの高田に落ち着きました。特に1741年の高田転封は時の八代将軍徳川吉宗の質素倹約令に反発した尾張徳川宗春に迎合して豪奢な生活を送っていた為、徳川宗春の蟄居謹慎処分に連座して本来ならば取り潰しになるところ、徳川家康の遺訓に従い取り潰しを免れ高田に転封と言う処分になりました。

 転封後、財政危機、さまざまな天変地異や飢饉、疫病に徹底した質素倹約・殖産興業で財政を好転させ、さらに幕命に従い長州征伐に従うなど、将軍家への忠節を尽くしました。

 そして明治維新、西から幕府追討軍が高田に近づくにつれ時の藩主榊原政敬公は苦渋の決断を迫られました。将軍家に忠節を尽くして一戦を交えるか、領民のために恭順し、高田を戦火から守るのか・・・果たして政敬公は後者を選ばれました。幕府側から見れば変節のそしりを免れませんが、高田の領民からすれば戦火から自分たちを守ってくれた「義」の人ではないでしょうか。

 戊辰戦争が終わり、最後まで抵抗した会津武士1742名が高田藩預かりとなり高田に護送されてきました。普通捕虜として送られてきた人々は過酷な生活を強いられ、命を全うできる人は少なかったと思われます。

 しかし、榊原政敬公は会津武士の心意気に感じ入り、礼を尽くして会津武士を遇したといわれています。逆に占領した会津藩を統治したのは同じ親藩であるはずの越前松平家でしたが、とても武士の風上にも置けないような振る舞いをしたということです。

 時代の流れでそうせざるを得なかったということもあるでしょうが、高田藩榊原家は謙信公に負けない「義」の心を通した素晴らしい武士の集団であったと思っています。

 現代人はそういう命のやりとりとは程遠い平和な時代に暮らしていますが、人間の本性を見せ付けられたとき、どこまで人としての誇り「義」の心を全うできるか試されるときが来るかもしれません。そうなったとき自らを恥じて生きなければならない選択だけはしないようにしたいと思っています。

2017-01-27 23:03:31.0 “甦れ”日本人力士の根性を見せてくれ

 日本人が長い間、待ちに待った日本人の横綱が誕生しました。3代目の若乃花から19年振りの日本人の横綱です。相撲は日本の国技であります。相撲の起源は皇室より古く、神話の時代に遡る程であり、歴史的神事の文化も凝縮され、外国には無いスポーツです。

 また、相撲道として独特な文化があります。ちょん髷や2人の力士を従えての横綱土俵入り、十両からの化粧回しを付けた大関までの番付順の土俵入り、塩、力水など土俵上での力士の作法や所作、行司、呼出しの装束、桟敷席、勝負審判の紋付袴の正装など美しい日本の美を保っております。また、土俵の真中に五穀豊穣と国家安泰を守る神を祀って埋めてあり、地底の悪霊を足で踏み付けて押さえ込む姿が、力士が土俵上で四股を踏む動作であります。横綱は身体に白いしめ縄を付けますが、これは生き神様になると言う事です。たとえ天皇陛下でも真似出来ません。神様は気品を保たなければなりません。

 私は昔、相撲界に8年近くいました。吉葉山は私の親方でしたが、栃錦、初代若乃花、朝潮、千代の山、鏡里関達が横綱で、柏戸、大鵬はまだ十両以下でした。当時は、上位の地位の人程、早朝より、口や文章で表せない位の相撲界独特の猛稽古が、各部屋で行われていました。地方巡業の時でも、それは厳しい修行の世界でした。相撲の世界では、「勝つと負ける」この二文字しかありません。勝つためには、死に物狂いの努力しかありません。横綱、大関の地位を得た者は相手に勝ったのではなく、全ての重圧や、肉体的に限界を超える様な苦痛など、全て自分自身に勝った人達です。

 力士は短命です。それ程厳しくもあり辛い修行をしている中で、日本の文化を守ってくれています。パァーと咲き、パァーと散っていった大鵬、柏戸、北の湖、輪島、千代の富士等々の横綱達。桜の花が相撲協会の紋章ですが、まさに桜の花のように散っていきました。

 この様に相撲界は厳しい世界であると、相撲が好きな人達なら理解をして下さっているのでしょうが、日本人なら伝統の灯をいつまでも守って応援して下さい。相撲は日本の美学の一つです。稀勢の里関よ、今まで以上の稽古をし、体重を落とし、下半身を鍛えて下さい。来場所でも優勝する事を祈念致しております。