えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2012/11/10 08:30 アメリカ大統領選に想う

 私は、今回のアメリカ大統領選挙には強い関心を持って見ていました。
 アメリカ合衆国という国は、世界の警察官を自認し、自分が世界で一番強くなければ満足しない国。それがアメリカです。

 昭和20年8月15日の終戦から67年。日本は今、アメリカにとってアジア最大の同盟国になっています。しかしアメリカの圧力と要求の中に在るのも事実です。
 日本国総理大臣以上に「日本の命運を左右する鍵はアメリカ大統領が握っている」と言っても過言では無いでしょう。安全保障、外交、経済問題その他全般に亘ってアメリカの世界戦略から逸脱することは出来ません。孤立は日本の破滅を覚悟した時です。
 
 日米の友好関係無しでは日本は地球上に存在出来ないのです。
 それだけに私は、今回の大統領選挙を注目していました。そして感じた事は、

 ①アメリカ国民の政治に対する熱狂的で、真面目な選挙協力姿勢。
 ②1800億円もの選挙資金を寄付する国民の政治に取り組む姿勢。
 ③選挙戦のスケールの大きさと日程の長さがすごいこと。
 ④候補者の演説のうまい事。候補者間の論争のすごさと議論の判りやすいこと。等々
  
 国が違えば、それぞれの歴史から来る国家感や制度は大きく違ってきます。しかしわが国の政治、選挙制度、政治に対する国民の考え方にもアメリカの良いところはどんどん取り入れて改革して行くべきだと考えます。
 
 自由と責任、人間同士の協力を訴えて再選されたオバマ大統領。今後、大統領を待ち受ける難題は尋常ではありません。どうか開拓者魂を発揮して頑張って欲しいと思います。

 それにしても今後、日本の政治はどうなるのでしょう。目が離せません。