えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2015/12/16 10:39 高齢化が進む障害者とその家族の方々に朗報があらんことを

自分が“五体満足”であれば、生まれながら障害を持って生きる方々や、それを支える家族の方々との気持ちを理解する事は非常に難しいものと思います。

 上越市では現在知的障害者が1,494人、身体障害者が8,027人、精神障害者が1,544人の合計10,685人の方々が障害に苦しんでいます。その家族を含めればおおよそ5万人近い人が不安の中で暮らしています。昔から比べれば障害者福祉制度はよくなっていますが、まだまだ行政の理解が不十分です。昨今では義理人情より損得勘定、利他ではなく利己な世の中になってきているため、困っている人たちへの理解や支援が置き去りにされています。

 最近私がよく障害者を持つご家族の方から聞く事は「このまま自分が老いて世を去る事になったら障害を抱えて残された子(孫・配偶者・親)はどうなるのか?それを考えたら死んでも死にきれない」と言う真剣な悩みを打ち明けてくれる方々が多くなってきています。

 

 それを踏まえて、12月8日、議会に置いて私は行政に対して、「富山県で行われている様なグループホームを作る考えはないのか?」と問いました。富山県では地方創生特区を申請していち早く高齢化社会に対応した福祉政策の充実を図っています。上越市では大手町にかつて警察署の武道場であった現在は市の施設を借り受け、「ポプラの家」として障害者の共同作業場として22名のスタッフと手をつなぐ育成会の方々で運営をしています。しかしながら設備は既に建設から半世紀が経過し、耐震設計に問題がある上に、設備も更衣室や休憩室もないといった不便があり、環境は著しく劣悪であります。それを市長に「一度でもポプラの家に視察に行った事はありますか?」と問いましたが残念ながら市長は「現在の在任中に一度もない」と言う答弁でありました。「市民がど真ん中」と言う割には本当に助けてほしい市民に手を差し伸べない市政はいかがなものかと思いました。また市長は「優先順位があるので」とおっしゃっていましたが、その「優先順位」が行政と市民との間で温度差があり、しかもそれが非常に激しい差ではあってはいけないのです。その温度差を極力小さくしていくのが我々議員の仕事であります。またそれには議員だけでなくそれを支援する市民の方々の声が必要です。是非皆さんで声をあげて下さい。よろしくお願いします。