えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2016/04/03 00:10 『本当の愛情の豊かさ、女性の素晴らしさ!』

 

 NHKの朝ドラ「あさが来た」が終わりました。 たいへん視聴率が高かったそうです。   

 幕末から明治という日本の黎明期を舞台にした、ちょうど我が国に「あさが来た」時代の物語でした。

 

 大豪商、三井家の生まれで大阪の資産家の両替屋に嫁いだ主人公が、世相が混迷し先が見えない時代に類い稀な才能で先を読み、古い体質の両替屋を銀行に移行しました。 また九州の炭鉱を女だてらに経営し、さらに生命保険業の創設や新しい時代の女性の地位向上のため、日本初の「日本女子大学」の設立に奔走したりと、まさに時代の寵児という名に相応しい活躍をしました。 

 しかし、すべてが順風だった訳ではありませんでした。 襲い来る波瀾と苦難の連続の中で多くの人との出会いと別れがあり、喜びや悲しみもまた多くありました。

 

 私は、「現代の女性」と「昔の女性」の違いを物凄く感じました。

 主人公の広岡浅子さんが生まれた150年前の日本の女性は、一旦嫁いだらその家の商売や家族を守るために自分が犠牲になり、どんなに辛くとも耐え忍ぶというのが当たり前でした。 この時代は女性であっても、そんな気丈さと覚悟がしっかりと出来ていたのです。

 そのような女性たちが母親になり、心が広く豊かな愛情ですべてを包み込んで産み育てたからこそ、明治、大正、昭和初期まで気骨のある人間がたくさん世の中に出たのです。まさに大地のようなあるいは太陽のような女性が本当に多かったからではないでしょうか?

 

 世の中は母がいてすべてが生まれ育つのですが、しかし今は自分の快楽、享楽のために子供を殺害したり、虐待する母親が悲しいかな非常に増えてきています。   

 悪い女性ばかりではありませんが、例えば近年、相撲部屋で強い日本人力士が生まれないのは親方より母親替わりの女将さんが、弟子たちに「愛情」が無いからなのです。

 地域においても女性が結束力がなくなり、何事にも進んで人様のため、地域のためと他人にも施す母なる豊かな愛情の気持ちが薄れきております。 その結果、義理も人情もない殺伐とした社会状況になってきています。

 

 今回のNHKの「あさが来た」では、もう一度、昔の女性の生き方、素晴らしさというものを作者は訴えたかったのだろうと、見終わって私は感じました。

 このテレビを観て多くの日本人は、何をどう感じたのかと思わずにはいられません。

 昔あった町内の婦人会は少なくなっています。 家庭も地域もこの町も女性の方々の力が今こそ必要なのです!