えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2016/05/03 18:11 平和の毒にどっぷり浸かってしまった日本。孫、子に託す将来が心配です。

 昭和20年8月15日の敗戦の日から今日までの71年間、災害大国の日本は地震、台風、津波、土砂崩れ、大河の氾濫等、さてまた人災である鉄道事故、海難事故、飛行機墜落事故等々幾多の天災人災に襲われて来ました。しかし日本は優れた叡智と技術、多大な資本と労力を投入して立ち直って来ました。

 

 しかし、私は最近とても悪い予感がして不安でなりません。それは中国の軍事力強化と北朝鮮の核武装化の問題です。この両国に共通しているには、共産主義国家の一党独裁でありであり、国民は一切政府、国家への批判は許されません。そのような危険な国が我が国のすぐ隣に位置していることです。

  

 両国とも自国の政治体制維持のため、反日教育を徹底し、最近では、中国政府はとうとう「沖縄諸島は昔は中国のものである」と言い始めていますし、沖縄の基地移転反対運動には中国マネーが入り込んでいると聞いています。いつ沖縄諸島や日本本島への侵略が起きても不思議ではありません。しかし我が国の『民進党』『共産党』などの野党はそれらのことに一切無視しており、言及すらしておりません。言う事は「安保法案反対、戦争法案反対、国旗国歌反対」と言った現実を無視したトンチンカンな主張を繰り返しています。

 

 戦後日本人は平和に慣れすぎ、“平和を守る”“国家の主権と独立を守る”と云う基本的な国防観念が本当に希薄になって来ています。「水と平和は無料で手に入るもの」「平和、平和と唱えていれば平和でいられる」と誤解して来ているのではないでしょうか。私は大きな疑問を感じております。

  

 私達国民も日本をめぐる情勢が厳しくなって来ていることをもっと勉強しなければなりません。例えば中国が軍事基地化を進めている南沙諸島問題においても、このままでは日本の生命線であるシーレーンが確保出来なくなってしまい、原油の輸入が滞り、我が国の産業、国民の生活が大打撃を受けること必定です。平和を希求すると称する野党や左翼の市民団体の皆さんももっと具体的な例、具体的な数字、具体的な対案を持って反対すべきなのであります。

 

 時代は変化しています。アメリカの政権交代後のアメリカ世論の変化次第では日本との安全保障条約もいつ変化するか判りません。「経済大国になった日本は、自国の防衛は自国でやりなさい。アメリカに過度に期待しないで欲しい」と言い始めています。

 もともとアメリカと云う国は自国の都合で言う事をころころ変えています。観念的平和論者の金科玉条の『憲法第九条』に関しても憲法制定時、美辞麗句で飾っていますが、要するに日本が二度と刃向わないよう武装解除したのです。しかしほんの数年後、ソ連との『冷戦』が始まり、『朝鮮戦争』が勃発すると今度は手のひらを反して日本に再軍備を求めて来ています。その時の吉田茂首相の苦衷は如何ほどだったでしょう。

 

 今、アメリカそのものの力が弱まって来ています。もう世界の警察を自認するわけにはいかなくなっています。日本も独立国家の誇りが有るならば、自国の平和と安全をいつまでも他国の若者と税金に委ねてている訳にはまいりません。

 71年もの間アメリカに寄りかかり、独立国とのしての威厳を失って来た結果、毅然とした考えも無くし、国民そのものが無気力となり、他人任せ民主主義国家となり、お金至上主義で現在の政治無関心世代を創り出して来ているのです。

 

 このままで良いのでしょうか。祖国ニッポンの将来像に不安を拭いきれないものをこの頃深く感じます。それは私だけでしょうか