えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2017/02/09 22:29 本当の勝者は深沈厚重、小池百合子都知事浮かれないで

 東京は小池都知事旋風が吹き荒れ、我が世の春であった、都政を仕切っていた与党議員の会派が、今回また都心中央部の千代田区長選でも敗北し、都政のドンと言われて来た大物都議が引退すると言う状況になりました。夏の都議会議員選挙では、与党議員団に対して、小池都知事が立ち上げた地域政党「都民ファーストの会」から反自民を旗頭に対立候補を刺客として立候補させると言う、戦う女性としてその力を発揮しています。

 東京の予算は7兆7千億円、議員数は127名でまるで一つの国の規模です。そして3年後の東京オリンピックの開催地として数十兆円規模の大会開催に向けての建設投資が集中し、裏を返せば、利権や情報まで権力闘争や社運に係わる場所であり、百花繚乱状況です。

 東京で安倍政権と小池都知事の代理戦争が行われる様な事になれば、これまた、日本のジャーナリスト、マスコミ関係者は大喜びで報道し、どちらにも付かずの風見鶏的大学教授や政治評論家、大衆受けだけのマスコミ、コメンテータ達の飯の種や、お笑い番組のネタとされ、大事な政治を司っている人達を軽笑したり、差別する世間の風潮が必ず起きると思います。それを喜ぶ反日思想集団が、また混乱の中で自分達だけが正しいのだと、出来もしない架空のスローガンを掲げ、大衆を先導するのです。

 それにしても、東京は明日にでも直下型大地震が起きるかもしれないと言うのに、豊洲市場問題やオリンピック開催問題、都議会議員選挙の権力闘争ではなく、大災害の危機管理や減災管理、都内の中での防災体制の盤石の基盤を築く事が、小池都政の第一の仕事であると私は思います。

 勝って浮かれていると、また政変が起こり、小池都知事とその周辺が茫然自失となり、気が抜けた様に権力から冷酷無情にも見捨てられるであろう事は、歴史が証明しています。政治や事業、また人生でも、華やかさより、地味でも一歩一歩確実に都民の命を守り、災害列島の大都市として、今は何をやっておくのかの優先順位を間違わない様な都政運営を図るべきだと思います。ただ対決し、ご自分の権力の強化のみに目を向けない方が吉とでると思います。もっと人間として幅広く徳を積むリーダーになって下さい。