4月25日8時55分 恐ろしい知らせのファックスが市役所から我々市議会議員宅に送られてきました。
それは「弾道ミサイル落下時の行動について」というお知らせのファックスでした。その内容とは?
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ーメッセージが流れたら直ちに以下の行動をとって下さい!ー
<屋外にいる場合>
① 近くの出来るだけ頑丈な建物や地下街に非難する。
② 近くに適当な建物が無い場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せて頭部を守る。
<屋内にいる場合>
① 出来るだけ窓から離れ、出来れば窓の無い部屋へ移動する。
ー行政からの指示に従って落ち着いて行動して下さい!ー
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という、まるで漫画のような幼稚な対応内容のもので、危機管理とはとても言えないようなお粗末振りに、我が国の危機管理体制への不安が増すものであると感じました。
ミサイルが飛んで来るのに、 “地に伏して頭を守って落ち着いていなさい” では国民の命を守れますか? シリヤと同じ状態なのに “窓の無い部屋を探してその部屋の中で “じーっと“して 心を落ち着かせていなさい” と言うだけのファックスの内容を念頭に置きながら、地方議員の私が市民に対応を問われ、こんなバカバカしい答えを言ったとしたら当然誰も納得などしないと思います。
今もなお中国・韓国・北朝鮮・ロシアは常に軍事力の強化を推し進め、イザとなれば国も国民も戦争することを当然と考え、その行使に関する法もしっかり備え、訓練や教育を行っています。
戦後72年間、平和ボケも甚だしい今の我が国は、北朝鮮のミサイルがすぐ近くの日本海に落下したり、土足で上がり込まれ日本人を拉致されても何も言えず、何も出来ず指をくわえてただ見ているばかりの、本当に情けない国になってしまいました。
江戸末期に近代化兵器を持った西欧先進諸国とやり合い、明治の近代国家を構築した先人達の多くの知識・体験を今一度私たちは学び、強さ・鋭敏さ・結束力を国民一人一人が持ち、悪には決して屈しない国にしなければなりません。
日本の弱体化を目論んだGHQの指導で、すっかり自虐史観を植え付けられ只々謝るしか能がない、骨抜きな日本人に成り下がってしまいました。
冒頭のような対応しか出来ない日本列島の我々は、常に北朝鮮や中国・ロシアの軍事力の脅威に晒されて生活して行かなければならないのです。これでも真の独立国なのでしょうか? こんな情けない現状にもはや悔し涙も出ない心境です。
皆様は、あまりにも危機感の無いこの国の将来像に不安はありませんか? この不安を取り除くために何をどうすれば良いとお考えになりますか? その答えは、皆様お一人お一人の心の中に既に持っておられるのです!