いよいよ6月25日(日)に「国宝山毛鳥取得を支援するチャリティーパーティー」を開催させていただきます。国宝中の国宝であり謙信公ゆかりの守り刀「号山鳥毛」が416年振りに会津から米沢への流転の旅を経て岡山県から生まれ故郷の越後に戻ってまいります。これは正に運命的な出来事であります。
平成の世の我々の気持ちも一つになって、謙信公と信仰されていた毘沙門天、不動明王の霊も乗り移っている、刀と言うより謙信公の霊魂がお帰りになるような御本尊的な本物の国宝の太刀を市民全員でお迎えしたいと思います。
高田公園内に現在工事中で、今度は「上越歴史博物館」と名称を変え、この伝統と歴史の深いこの地の事を後世に伝え残す歴史の顕彰の殿堂に、この銘刀中の銘刀が展示されようとしています。私はその購入する資金の一部を市民の皆様方の善良な方々の浄財を集め市に寄贈いたしたいと思い企画を立て4月頃より有志と共にパーティー券を販売したり、お手紙を差し上げたりと活動してまいりました。
出来る限り税金で購入する額を減らし、郷土の英雄でもあります謙信公を心よりその「義」の心を慕う善良な暖かい心の人達のご理解でこの「チャリティーパーティー」を行う日がまいります。おかげ様で300名様を超える皆様のご協力で開催する日を迎えます。
この「山鳥毛」購入に当たり市民の皆様や議会の中でも一部反対の声も上がりましたが、それはそれで結構ですが賛成する大勢の謙信公ファンや理屈抜きで郷土愛に燃える方々が沢山々々おられました。
私はこの太刀をただ購入する事が目的ではなく、800年前に備前(今の岡山県)で今では二度と造れない姿と形、そして霊気漂うこの太刀は今日日本人が失いつつある伝統や歴史の価値と、何よりも敵に塩を贈ったり、盲目の弱者には税を徴収しなかったり、リーダーとして産業殖産に長けていたり、勿論武将としての能力など人間としてその魅力は計り知れず、この謙信公の運気で必ずやこの上越市やこの地方に良い変化が起きると確信し、その為にも是非上越が続く限り末永くこの国宝を展示し続けてていきたいと思うのです。