えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2017/07/18 22:46 内閣支持率が高ければ国民は幸せなのか?

 すべての失敗、敗北は気のゆるみ、たるみから起きる。巨人軍の弱さは春のキャンプから始まり、東京都議会議員選挙の敗北は、自由民主党の指導的立場にある安倍総理、菅官房長官、麻生副総理、稲田防相、金田法相など、国会の答弁を聞く限り、また、記者会見のインタビューの発言内容に、強い責任感と政治家としての知識や気迫、オーラが感じられず、国民から見て、頼りにならない、この人で良いのかと思う様な、政治家としての政治の香りもしない人を閣僚とした組織人事を行った、安倍首相の人物を見抜く目にゆるみ、たるみがあったと思います。

 戦いは組織の人間の適材適所の配置で99%勝敗が決まります。謙信公は命を懸けた戦場で、何千、何万の人間を動かし、負け知らずの武将でしたが、人材の配置と、将兵から足軽に至るまでの統制が取れていたからです。田中角栄先生においても、身の廻りや後援会、越山会の統制の取れていた強い軍団が、田中先生を総理大臣まで引き上げたのだと思います。

 とにかく、戦に強い組織の継続が、その国の繁栄にも繋がります。私は、保守主義者で すので、日本人が持っていた伝統の中のリーダーたる者とその組織を考えますと、厳格な中から育ち、傲り傲慢を一切感じられない、謙虚で心が広く、誰にでも差別をしない、温かい考えを中心に物が見られるリーダーと組織が、日本の永い歴史の中で結果を出していると思います。

 経済界では、残念ながら、東京電力、東芝、シャープ電機、北海道拓殖銀行、山一證券、安宅興産など一流企業の衰退は、気の弛み、傲慢なトップの考えからの人事の失敗です。

 私達のこの上越地域の都市間競争の勝負を決めるのは、常に勝てる人材を生み育てる事、住民も勝とうとする意識を持つ事、厳しさをあえて求めること、常に反省し謙虚なこと、やると決めたら結束する事、そして自分だけの金や物を求めない事、公私のけじめの美学を持ったリーダーを評価する事です。そして、良かったら、少しは廻りも誉めてやる余裕も大事です。

 安倍総理をけなすことも大事なのでしょうが、誰が次の総理になるか分からないのに、ただ批判するだけのマスコミの権力で、この国は必ず良くなるのでしょうか。それはあまりにも無責任です。世論をつくり、動かすのは、いったい誰なのでしょうか。