星野仙一さんがお亡くなりになってしまいました。 惜しい昭和の時代の好男子でした、私はプロスポーツの戦う姿が好きで、相撲社会の目の前で真剣に戦う姿を見て来ました。
時間があれば、相撲協会の記者クラブで各社のスポーツ記者に友達がいましたので、スポーツの色々な情報を仕入れ、ボクシング・野球等、様々なスポーツを見るのが随一の趣味でした。 特に当時最強だった巨人軍と戦う阪神の江夏・村山、広島の安仁屋・外木場、大洋の秋山、国鉄スワローズ(現ヤクルトスワローズ)の金田、中日の星野仙一など、巨人戦になるとものすごいファイトで燃え、真剣勝負で戦う姿が、当時のファンには酔いしれる名場面が今でも脳裏に残像として残っています。
特に星野仙一氏の監督時代は審判の判定ミスや、相手チームの汚いピンボール・走塁妨害などの不正に対して、自分のチームの選手をかばう気持ちの激しさは、人一倍強く、選手を大事にする姿を良く球場で見たり、試合後ロッカールームで記者とのインタビューをそばで何回も見ましたが、正義感と優しさ、真面目さ、気配りの細かさ、そして強いリーダーシップと指導力を強く発揮していた名選手であり名監督でした。
私は星野仙一さんが政治家であれば、物すごく良かっただろうと思っていました。
あの東北地震後の楽天の監督を引き受け、まだ弱かった楽天を日本一にして、東北の被災者の方々の心をなんとか癒したいとの一念は、男として本当にいい男であり政治家として活躍して欲しい爽やかな人柄と、武士のような毅然とした人生哲学を貫いた正直な人だったと思います。 政治や一般社会でも権力者の誤り、高ぶり、不条理、不正に猛然と闘志剥き出しのあの姿こそ政治家が選挙で相手候補と闘う気迫と一緒です。
星野仙一さんが文部大臣として、子供たちのスポーツに対する環境や指導者の育成など、スポーツの現場を良くわかっている人が政治に携わってほしかったと思います。
本当におしい立派な人が旅立っていきました、残念でたまりません。
政治家こそ、人を大事にして真念を貫く人です。 今、「闘将」は政治家の中では誰なんでしょうかね・・? ご冥福をお祈りいたします。 それでは、又