えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2018/01/21 18:17 上越市の観光政策を考えてみませんか。

 上越市の場所、位置は日本海側では最高の場所です。北陸新幹線が福井県敦賀市から京都、大阪に伸びますが、関西、中京、関東との距離が近くなり、観光面でもまた一段と人口の多い背後地に近い上越地域は好条件の一の所です。また、なんと言っても、自然が育む食材の宝庫と四季の移り変わりの味わい、そして日本人の大好きな温泉と歴史物語の遺産も数多く残り、観光面での素材は沢山ある地域です。そして上越市から佐渡、長野、群馬方面に行くルートの拠点でもあり、広域的にも有利な所です。将来的には田中角栄先生の発想であった北陸新幹線を上越から新潟へ、そして山形、秋田、青森までの日本海側の新幹線を完成する政治課題を推し進めなければなりません。

 私は、観光政策を議会から見て来たり、行政の観光を取り仕切る人達に議会の度ごとに色々提言を申し上げて来ましたが、責任者の部課長もくるくる変わるために一向に前進したとは思えません。彼らは観光政策の事務方的仕事だけをやり、観光そのものを実行するのは民間企業であり、その観光協会が汗と知恵を出すべきだと言う考えです。また、商工会議所の下部組織、上越観光コンベンション協会の事務局の幹部は、市役所職員の天下りの人達ですので、観光に対するアイデア、人脈は市外まではそんなに無いと思います。上越市は、観光政策のプロとなる人材集団を育ててもいませんので、これだけ色々な物の素材がありながら、生かし切っていないのです。

 イベントの時だけは盛り上がっていますが、通年的に高田公園や春日山、林泉寺、居多神社、国分寺、直江津・高田の朝市、本町、寺町、仲町に観光客が普段大勢歩いている姿は殆んど見られません。金沢、小布施、善光寺などは、通年的に人が集まる強さが蓄積されています。やはり行政と一般市民との強い結び付き、信頼関係、普段のコミュニケーションがなければ、一時的なイベントだけの盛り上がりでおしまいです。

 直江津の水族館、高田公園の歴史博物館、本町3丁目の旧第四銀行、民間経営で日本一古い映画館である本町6丁目の世界館、高田小町、今井染物店、雁木の風情、儀明川、青田川の景観、浄興寺を中心とした2キロに亘る寺院群、百年料亭の夜の仲町、400年を超す雁木の城下町、この風情、情緒は他に無い日本の古き良さが残った所です。必ず訪れてみたい所なのです。自分達で自分達の街の良さをもっと知り、自信を持つ事が大切です。