今回の選挙では上越市は6区の市の中で投票率は一番低かったです。上越市は県知事選と県議補選のダブル選挙となり注目度が高かったはずなのに新潟県内の市町村別投票率でも下から4番目、同じ条件であった南魚沼市と比較しても約4%もの乖離がありました。投票所に行きながら県議補選の無効票が3,886票もありました。あれだけ両陣営、保守・革新候補の政策ビラのポスティング、新聞掲載、街頭宣伝車、演説、集会、法定葉書の投函、テレビのニュース、報道などが非常に活発に行われながら、あのような投票結果を見れば以下のように分析出来ると思います。
①政治に不満が無くうまく機能しているから投票する必要が無いと判断して放棄した。
②政治に期待が持てず、したがって関心が持てず政治と選挙が嫌い、だから放棄した。
③選挙の結果に国民の「義務」をまったく考えない、俺の知ったことか、俺さえ、今が良ければそれでいい!
こう言う考えの市民が多く住む「まち」と「義務」と「責任」を果たし政治と選挙運動に関心を持っている「まち」とではその違いが大きく表れます。
上越市の「まち」のにぎわい、活性化状況」の全てはそこに住む市民性の表れです。政治はその国、県、市民の考えのレベルなのです。