えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2019/01/26 08:14 世界の情勢はこんな地方にでも明暗が表れます

 不吉な黒い雲が日本列島を覆う感がしてなりません。日本を代表していた日立や東芝、日産自動車などの大企業が、将来の展望に明るい兆しが見えてこないのと、日本経済界としても、世界をリードする先端技術やヒット商品の開発が諸外国に後れを取っています。

 中国やアメリカ、ヨーロッパのメーカーは先を争って研究開発を行い、最先端技術の人工頭脳のハイテク医療器具ロボットや無人自動車、電気自動車、スーパーコンピュータ、宇宙衛星、宇宙を往復するロケットエンジンの開発など、第3、第4の産業革命の時代に突入しておりますが、日本の通産省や取り仕切る大臣、自民党の中にこの様な分野を担当できるリーダーが誰なのか、説明できる方が居りません。

 外交面では、安倍総理や外務大臣は、よく海外に出ておりますが、日中、日韓、日朝、日露の関係は、戦後74年経っても、政府対政府の仲は決して良好とは思えません。むしろ段々悪い方向に走っている様にも思えます。

 最大の同盟国、アメリカのトランプさんは、自国の政権が非常に混乱しています。そのため日本の株価も急激に値下がりし、大衆投資家や銀行の投資信託の商品も、このところ一段と値下がりしています。世界同時不況の暗い状況が表れれば、失業の中での暴動、テロ、政権の崩壊等の混乱が、世界のあちこちで起きそうな感じがします。

 この様な状況をいち早く察する感性を持つリーダー、政治家が、居るのと居ないのでは、大きな違いが表れます。また歴史を読むと、国民自身の考えや行動が、生き残る国と消えて行った国の明暗を分ける事が多々あります。

 私は、地方にあっても、常に国政への関心は持っているべきであると思いますが、皆さんは如何でしょうか。