平成も残り僅かになりました。この31年間、昭和のあの激動と復興、経済力向上によって社会保障制度を築き上げてきました。保険制度や年金制度は高齢者の不安解消となりました。福祉政策においてはアメリカや中国、ヨーロッパにも負けない政策を実行した与党自民党を評価しても良いと思いますが、次の新しい時代は確実に人口が減るという大問題が予想されています。
年金を掛ける若い層が少なくなれば年金制度や健康保険制度など福祉制度の財源が不足し、政策が維持出来なくなる恐れが起きると思います。
国の台所は輸出による外貨獲得が大きな柱ですがどの国も自国の産業を守る為に外国からの輸入品に高い関税を掛ける保護貿易の方向に進み、どの国も景気が低迷し株価や投資ファンドの金融市場も委縮し世界中が大恐慌となりどの国の経済も破綻し、年金制度や高齢者福祉などの財源も不足し国自身の経営は大変で自国の防衛政策にも大きな暗い影響が起きていきます。
その弱みに付け込む覇権主義の世界戦略を国の柱としている大国はその時をチャンスと見て弱小国を侵略するのが歴史の定番です。我が日本は地下資源も無く、恐ろしい自然災害のデパートのようなこの国を運営していくには、あの幕末の維新に賭けたような人物が現れるかであります。そして国民一人一人にあの時代を生き抜いた大和魂があるかです。
アメリカにはアメリカ魂、韓国には韓国魂、英国にもロシア、ドイツ、フランス、中東のどの国の政府、国民にも愛国精神と自国への誇りを持っています。日本人も次の新年号の新時代にこの国への愛国と正しい歴史観を維持出来る事を祈る今日この頃です。そして覚悟もいります。