えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2019/04/03 19:30 <緊張が高鳴る地球上の問題>

 

 中国とロシア、共に共産党一党支配の独裁国同士が手を握り、ロシアはクリミア半島、バルト三国からヨーロッパを旧ソ連時代のスターリン体制時に戻そうとしています。一方中国はチベットやウイグル自治区、台湾、北朝鮮から韓国を支配する西太平洋、東南アジアまで支配しようと虎視眈々と狙いをつけ、最近ではシルクロード時代に遡り習近平は中東、アフリカまでをも覇権政策の夢を捨てていません。

 

 そんな状況の中ヨーロッパはアフリカ、中東からの難民が押し寄せ美しい地中海は死の海と化し、イタリアやフランス、ハンガリー、オーストリアなどは難民受け入れを国民が否定し、右翼政権のポピュリズム(大衆に迎合して人気をあおる政治姿勢)が浸透し、EUも解体の可能性を含む程混乱する状態が来るのではないかと思います。

 

 その原因はどの国も自国第一主義の政治体制へとこの数年走り出し、どの西側陣営の国にもかつてのチャーチル、ドゴール、サッチャー、アデナウアーなどの国際的な視野に優れ同盟国を重視し指導出来たリーダーが居なくなってしまった為にロシア、中国の侵略や軍事強化に対応出来ない状態に陥っているのです。クルミアやチベットが良い(悪い!)例です。

 

 あのアメリカもトルーマン、アイゼンハワー、ケネディー、レーガン、ブッシュ親子の時代と様変わりし、現在のトランプ大統領は「世界の警察」を止めアメリア第一主義に変換した為に経済政策では中国は言うに及ばず同盟諸国とも経済戦争が起きています。この事が国防問題にまで飛び火し、核兵器廃絶とは真逆の方向に進み益々中距離核搭載ミサイルは増産され、通増兵器として小型化され中国やロシア、北朝鮮は日本に対しいつでも打ち込める状況を作り上げています。そういった状況の中でこの地球上は常に安心や安定には程遠くなっています。

 

 アフリカ、中東、ヨーロッパ、アジア、南北アメリア大陸のどの国を取っても、宗教、人種、経済力、防衛力、技術力、資源から海、陸、宇宙までも力で奪おうとする地球上の権力闘争が始まっています。戦争は世界中で誰一人として好きな人はいませんが、いつの間にか始まってしまったのがこの地球の歴史です。

 

 人間は今迄戦争は観念論や美辞麗句で防げると信じて(信じようと)来ました。又神様や仏様にすがってきました。でもそれだけでは戦争は絶対無くなりません。いかなる努力をしても国境に塀を建てても今だ多数の難民が押し寄せる程各地域で殺し合い闘争が繰り返され、そしてそれが知らぬ間に戦争が拡大していく事実は歴史が証明しています。戦後の平和なこの国が巻き込まれない為にはどうしたら良いのか真剣に考えた事はありますか。