えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2020/08/02 09:42 『次なる日本国の総理大臣は、強い信念と気概を!』

 

  益々激化暴走する中国共産主義政権と米国自由主義政権とのイデオロギー対立は、第二の冷戦の始まりを感じさせます。

 戦後75年後の世界は、共産主義体制の独裁国家と自由主義による多党制国家とのイデオロギー対立によって武力衝突が起きる世界になっています。

 

 アジア地域で起こった朝鮮戦争やベトナム戦争の悲劇は今も忘れることが出来ない歴史の一ページとして誰もが記憶しています。また、東欧諸国のソ連に編入された小国の国民は、「自由と民主化」を求め自主独立の闘争を繰り広げながら多くの尊い血を流してきました。さらに、東ドイツやブルガリア、ユーゴスラビア諸国などのバルカン地域の小国は、ソ連崩壊と共に共産主義から自由主義に変わりました。ソ連がロシアになりプーチン政権が誕生してからロシアは再びウクライナへの軍事介入により民主化運動を抑圧しております。

 

  近年、中国は恐ろしい程の(経済)成長力によって急激に増強拡大された軍事力を背景に、陸・海・空さらには宇宙空間に至るまで中華思想に基づく世界覇権を実現し、アメリカに変わり世界に君臨しようと着々と計画を実行しています。

 そのような世界情勢の中で、日本の政界では次期総理候補と目される議員の誰一人として、現状を踏まえた外交政策上のビジョンを語ろうとはしません。

 

 日本国政府においても100日以上に渡り連日領海侵犯を繰り返す中国や拉致問題・核開発ミサイル発射実験などを繰り返す北朝鮮への対応、さらには北方領土問題を抱えるロシアへの対応などこれら最重要事項について断固とした強い決意を示していません。

 

 日本国の次期総理となる政治家には、これらの事項についてもしっかりとした政策を持ち、さらには今後の日本の姿がどうあるべきか、そのビジョンを国民にハッキリと示し夢と希望、強い信念と気概を持って事に当たって欲しいと思います。