月日の経つのは早いもの、段々と昭和という時代が遠ざかって行きます。怪物、快男子、鉄人、天才児が沢山活躍し世論を沸かせ、敗戦後の暗い時代に国民に希望や夢、勇気、楽しみを与えてくれました。
横綱、大関双葉山の69連勝、羽黒山、栃錦、吉葉山、若ノ花、大鵬、柏戸、プロレスの力道山、野球は稲尾、金田、長嶋、王、野村、村山、江夏、巨人VS西鉄、巨人VS南海の日本シリーズに比べ、今の令和のあの巨人や休場続きの横綱の不甲斐無さ、あれでもプロかと思える程情けない状態です。
又最近の芸人も歌手も、昭和の良き時代のひばりさん、三橋、三波、村田、北島さぶちゃんや森繁、伴淳、三木、渥美清のトラさん、三船・黒澤のコンビの映画はファンを充分に楽しませ、見る側を楽しませ酔わせる、納得する人や作品がありました。
残念ながら今は本当に全てがアマチュア的で奥深さが感じられず軽々しいばかりです。厳しく鍛えに鍛え抜かれた鋭さが無いし、芸能界以外にも商業界も政界も親の七光りやコネで苦労もしないでチヤホヤされている二世三世の温室育ちばかりです。そのような人間は感動を第三者に訴えるエネルギーが出せないのです。
スポーツ集団や映画、建設、工事、土木現場の総指揮官は泣く子も黙る鬼の名監督の厳しい人が沢山いたから良いものが沢山出来た、それが昭和の時代だったのです。
豊になり、無責任で本音が言えない安っぽい表面だけの迎合社会により本物が消えている、寂しくもあり面白くも無い社会の流れになっているのだと思います。この流れを変える必要があると思います。では又