えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2021/05/29 18:52 本当の永久的世界の平和は残念ながら有り得ない

 権力は必ず腐敗します。権力者が理性を失い、また人間性までも失い狂暴な裸の王様となって、惨めな犯罪者の檻に入るのを歴史が証明しています。死んでも後世までその人間性は悪人として語り継がれています。リーダーはいつの時代も必要ですが、リーダー色があるのに結局自分の我欲を押し通してしまい、忠告する者、批判する者は、自分のやり方に反対する妨害者、危険分子であるから、犯罪者として殺害しても良いと言う狂人に近い判断しかできなくなるのが権力者病です。

 特にそう言う指導者は、西側諸国より昔の崩壊したソ連や東ドイツ、バルト三国、チェコスロバキアなど東ヨーロッパ諸国に多く、民主化を求め、自由を叫んだ反体制派の知識人が多数殺害されたり、西側に亡命しました。

 なぜか東側の共産主義国の知識人達は、西側の自由を求め高く評価しているのに、日本ではインテリと言われる知識人の大学教授や高校教師、労働組合の指導者、法曹界の弁護士、医師、マスコミ関係者、新劇出身の芸能人などは左翼主義者が多く、不思議でならないです。

 悲しいかな人間は、権力を持つと理想としていた事をやれないと言う血を持った動物、生き物の様です。紀元前の頭脳明晰な哲学者や知識人が教えていた哲学が2千年経っても生かされていません。プーチンや習近平、北朝鮮の金正恩、ベラルーシのルカチェンコなど彼らは、ローマ帝国の暴君ネロのように、住民の良識派や注意を促す市民を殺害しているのです。恐ろしい暴君が、未だ21世紀の地球上に君臨しています。

 チャンスを伺いながら日本を制圧したいと狙っています。未だ世界は本当の平和など有り得ない恐ろしい所だと言う事を考えなければならないのです。理想の甘い言葉に騙されてはいけません。弱肉強食、強大な武力の前に弱ければ滅んだ国は、歴史を振り返れば沢山有ります。もう一度、自分の国の事を勉強しませんか。