今、私達が一番やらなければならない行動は何か。あの道理を外れた暴挙の為に、命懸けで住み慣れた国から、国外や国内の製鉄所の地下で、2ヶ月近く避難している子供達や高齢者は、この世の地獄の苦しみを味わっています。この難民達に薬や水や食糧、赤ちゃんにミルク、おむつ等を届ける、人道的な支援金を集め、UNHCR日本(国際連合難民高等弁務官事務所駐日代表)カレン・ファルカス氏に手渡したいのです。
かつてこの国連機関で活躍された方に、2019年19月22日92歳で没された、上越市諏訪地区と関係のある犬養内閣の外務大臣、芳澤謙吉翁の孫に当たる緒方貞子さんがいます。現役のトップの頃、イラク戦争のクルド人難民180万人の命を救済したり、タンザニア、コンゴ、ウガンダ、ミャンマー、アフガニスタンの内戦での難民支援の為に最前線で防弾チョッキを着た日本人女性として、初めて世界の国々から高く評価された方です。そしてあの東北大震災の時、世界160ヶ国、国連機関47ヶ所から援助の資金や物資が日本に届いたのは、この緒方貞子さんに対する「義」の心を哲学として、困って苦しんでいる人々を救うと言う心の返礼であると、各国の政府の高官やマスコミが報道しています。「小さな巨人」であると米国のタイムス紙に載っています。
私達上越市民の誇りは、あの「第一義」の政治家であり武将の上杉謙信公の信念、弱者救済、困っていれば敵にも塩を送る行為です。義を見てせざるは勇無きなり。この義の精神こそ、今世界に広める機会です。この上越人である私達が今、ウクライナ難民に塩を送る気持ちで、資金の募金に協力して下さい。市民の有志でこの会を発足しますので、是非ともお力をお貸し下さい。お願いします。芳澤翁も緒方さんも天上界で見ておられます。