上越市の本会議場に今般やっと国旗と市旗を掲げることが起立多数で可決しました。
誰よりも私は、日本国及び日本民族は優秀であり、永い歴史に培われた伝統と文化を持っていることを誇りとして来ました。それ故、その象徴である国旗を議場に掲げるのは当然であると想っていました。今ここに長年の想いが実現し嬉しく思っています。
私は若い時、アメリカとヨーロッパ諸国を放浪して来ました。その時、日本国と日本人の素晴らしさを改めて感じ取り、勇気付けられました。と同時に諸外国では自国の歴史と国旗を大切にしていることに大変感銘を覚えました。
そして旅の最中、帰れる国があることのあり難さを嬉しく感じて旅を続けたものです。
陽春の季節、各学校では卒業式と入学式が執り行われています。私も20年間、城北中学校と東本町小学校に伺い、式に参列いたしますが「国旗に敬礼」と言う言葉を司会者からついぞ聞いた事がありません。「全員起立、礼」と言うだけです。
国歌は全員で斉唱しますが、中には最後まで国歌を歌わない来賓がいることも事実です。たぶん日の丸=戦争、君が代=皇国教育との思想で凝り固まっている人だとは思います。
しかし自国の国旗、国歌に敬意を払うことと戦争とは全く関係ありませんし、思想の自由とも関係がありません。『国旗日の丸』と『国歌君が代』は、我われ日本人のアイデンティティの表現なのです。 それ故に小・中学校の式典では、最初に「国旗に対して敬礼」と言い、子供たちにもその意味を丁寧に教えるべきだ思います。
ただ最近、オリンピックやサッカーのワールドカップ、さらに野球のWBCの中継を見ていますと、若い人達がほっぺに日の丸をペイントし日章旗を振って応援する姿を見ると、ほほえましく「今の若い人も案外捨てたものではないな」と頼もしく思っています。
日本を嫌いな日本人が、国旗、国歌に反対することも日本だから自由です。恐ろしい隣国に行けば命を掛けて言わなければなりません。
もっと現実を見ましょう。もっと近代の歴史を勉強しましょう。
自由で民主的な国日本。私は日の丸と君が代が大好きです。自由に批判出来る国、日本は有り難い国です。