えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2013-09-28 13:54:19.0 上越市議会から見た役所と行政と役人とは

 この9月4日から9月30日までの期間で、平成24年度の税金で運営されて来たすべての事業の経過、金銭の流れ、それに対する市長の姿勢、運営方法、および指導性に対し、質疑応答が行われています。

 

 議会に提出された議案対し総括質疑を行い、各委員会に付託された議案を一つ一つ審査したのち、賛成か反対かを裁決しています。

 また本会議場では、市行政の最高責任者である市長と教育長に対し、市会議員が、調査した上越市に係わるすべての懸案に対し事前に質問内容を通告し、市民サイドに立って質問、政策の提案、不備と思われる個所の指摘や批判を行います。また成し得た懸案に対しては感謝や敬意を表する時もあります。そして条例の改正、意見書・陳情書の裁決。4っの委員会の審査、審議、報告、そして全議案の裁決で議会は終わります。

 

 役所と云う処は、言葉と言葉で論議を交わす処でありますから、役人は口巧者でなければ出世できない世界です。また彼らの文書書きの巧みさ、これはさすがです。

 しかし、役所には民間企業と違って、倒産、企業崩壊はありません。事業が赤字でも定期的昇給もあるし、ボーナスも退職金の支給も保証されています。さらに幹部においては、退職後は天下りで次の就職が待っています。その恵まれすぎた環境が何が何でもやり抜くといった気概を無くしているものと推察します。よって、市民からの切なる訴え案件、解決すべき用件が山積みなのに、お役所仕事は目に見える変化が現れて来ません。

 

 今回の66回目の一般質問において、私は“直江津中央商店街の余りにひどい空洞化”、先ほどの台風18号の大雨で氾濫ギリギリの恐れのあった“保倉川分流の改修案件”、“市立ひがし幼稚園廃止問題”、“高田地区流雪溝延長案件”を声を大にして訴えました。 しかし、その答弁は 「やれない」「やらない」もしくは紋切り型のタテマエ答弁だけで、汗と血と涙の跡が見えないものでした。市長は役人の書いたつづり方を読んでいるだけでした。

 

 “保倉川分流の改修案件”に関しては国会議員、県会議員に市役所幹部は陳情しておりません。また”、“高田地区流雪溝延長案件”に関して言えば、儀妙川の水利権は新潟県が持っています。冬期は一切使われない農業用水を再び儀妙川に戻しているのですから、その水を融雪水と使用すれば流雪溝延長は出来るはずです。市長は県役人の出身ですから、その人脈を活かして県知事に陳情する努力をやってもらいたいものです。

 

 面倒である。前例が無い。条例や規則で出来ない等々やらない理由を並べたて、知恵を絞り汗をかかない。だから中々結果が出ないことの例えを“お役所仕事”と言われてしまうのです。

 

 一般企業は常に熾烈な競争にさらされています。競争の無い処には必ずタルミが生じてきます。昨今のJR北海道の連続して起きている事故と不祥事がその例です。その言い訳が「忘れてしまっていた」と言うのですから呆れてしまいます。競合会社があれば絶対あり得ないことです。

 

 言葉巧みも良し。整理された文章も良し。しかし行動の伴わない言葉や文章だけではなんの解決になりません。やって結果を出してこそ“出来る人”と認められるのです。目標を立て期限を設け、粘り強く市民からの要望実現のために行動してもらいたいと切望します。

 ビジョンを持ち行動しなければ、せっかく目の前にあるチャンスを逃し衰退していく上越市となってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

2013-09-16 17:32:31.0 消費税導入は国民の意識の高まりの中で

 平成元年4月、なぜ国が消費税を導入したのか、今一度検証してみたいと思います。

 

 今から46年前(昭和42年)自民党が最盛期の時代、首都東京都の知事に、マルクス経済学者“美濃部亮吉”氏が選出されました。母体は自民党ではなく、当時の日本社会党と日本共産党であり、都政始まって以来初めての革新知事の誕生でした。

 

 美濃部都知事の看板政策は「福祉と社会保障」でしたのでマスコミはこれを“福祉元年”と持て囃しました。この政策は労働組合に受けが良く、給料や退職金がドンドン上がり都職員の待遇が一変しました。

 「このままでは国全体が左翼革新化してしまう」と危機感を募らせた当時の自民党幹部の田中(角)、大平、中曽根、竹下等各氏は、美濃部都政に負けないほどに公務員人件費や年金、退職金を上げ、福祉重視の方向に政策の舵を切り替えました。

 

 しかし、もともと財政的な裏付けに乏しいバラマキ財政であることから、その財源確保に竹下内閣での消費税初導入となるのですが、その消費税導入後の平成元年7月の参議院議員選挙と翌年の衆議院総選挙で自民党は大敗する結果となり、それからというもの国の借金だけが雪だるま式に膨れ上がり、この20年間の不況も相まって国の借金は今日、1千兆円を超える額になってしまいました。

 

 また都政の於いても、一見大向こう受けの良い革新美濃部都政は、前東龍太郎都知事時代までに築いた諸々の貯金をすべて使い果たし、東京都を前代未聞の財政破綻に落し入れてしまいました。 しかし美濃部学者知事本人は財政立て直しに取り組むことなく、無責任にも参議院議員に鞍替えして行きました。

 その後の赤字財政の後始末は鈴木、石原都知事によって行われ、黒字運営に建て直され現在に至っているのは周知の事実です。

 一人のリーダーの失政は、結局最後は納税者である国民、住民が背負うことになるのです。

 

 今日のわが国は、例えれば成人病に侵されて心臓も、脳も、血管も流れる血液もドロドロの状態で、早急に名医の手術が必要な状態になっていると言えます。手術には痛みを伴いますし、輸血も必要になります。

 

 東北大震災の復興、高齢化社会の不安解消、いつ発生するか解らない巨大地震への備え、デフレ経済からの脱却等々。これらの課題を克服して行くためにはまず財源が有ってこその話です。

 私は、安倍外科医師の手術に期待いたしますが、国民の現状認識と協力無くしては手術の成功はあり得ません。

 

“政治への無関心”それが一番無責任であり、国を駄目にする元凶です。

 

 

 

 

2013-09-10 09:13:33.0 オリンピックに向けて放射能汚染水の安全確保を世界に宣言。安倍総理は国の威信を懸けて完全解決を。

 2020年のオリンピックとパラリンピック夏の大会が東京で開催されることに決定しました。多くの国民がこの決定をたいへん喜んでいます。

 何よりも東京招致に向けて最善最高の努力と活動されてきた関係各位の方々に謝意を申しあげたいと思います。

 

 最終のプレゼンテーションを前に、各国のIOC委員やマスコミメディアが、福島原発汚染水漏れによる健康被害と環境汚染への不信感を訴え、厳しい質問を投げかけて来ていました。

 しかし、そのプレゼンテーションの壇上で、日本国内閣総理大臣安倍信三氏は、全世界に向けて「福島原発の汚染水漏れは、コントロールされている。決して東京にダメージを与えることを許さない。健康問題については今までも現在も将来も全く問題無い。抜本解決に向けたプログラムを私が責任を持って決定し、実行して行く」と宣言しました。

 

 この総理大臣の宣言がオリンピック招致を決定づけたことは間違いありません。世界のメディアはこの宣言を素直に高く評価しています。

 

 日本国が全世界に向けて、完全なる安全を取り戻すことを約束したのですから、政府は今後早急に、世界から情報を収集し、技術の粋を尽くし、そのためには人材と資金を惜しみなく注ぎこめなくてはなりません。オリンピック招致を成功させたあのパワーと団結力がある我が国ですから出来ないはずがありません。

 

 私たちの世代にとって、昭和39年10月の、あの胸も高鳴るような晴々しい気持ちと感動を与えてくれた東京オリンピックは忘れようにも忘れようがありません。そのオリンピックがまた東京で開催されます。うれしい限りです。

 

 聖火が再び私たちを呼んでいます。もう一度、日本の総合力の強さ、永い歴史と文化で築かれた“おもてなしの心”を世界の皆様に感じていただきましょう

 

 バブル崩壊後のいわゆる失われた20年、この間、国民は自信を失い、何か暗い閉そく感に苛まれて来ました。そして2年半前、未曾有の大震災が東北地方を襲いました。復興はいまだ道半ばです。

 しかしここに来て、一条の光が差し込んで来たように感じられます。この光は、今も苦しんでいる東北の被災者の皆様に「生きるエネルギー」を与えるものと信じます。

 

 スポーツの祭典オリンピック、その聖火の灯は平和を世界に訴え、日本人の心がひとつになり、もう一度元気になる松明(たいまつ)になることを祈るばかりです。