えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2015-03-25 07:36:53.0 議会の権能を守り「第一義」と「武士の一念」を貫く

 

 地方自治法の中で我が町も運営されています。

 行政機構の意思決定は、市民が選挙で選んだ裁量権・執行権を持つ市長とまた、対等な調査権・審査権を持つ議員が論議する二元代表制の議会の中で、予算・決算・条例・規則などが決められ一年間市民が支払う税金を使用しながら運営されています。

 

 議員には執行権がありません。何でもすべてできる市長とは当然立場が違います。

 その「なんでもできる」を厳格に議論をし、調査を行い、議場で駄目なもの駄目と言って議会が「NO」を突きつけたら、いくら権力を有する市長でも、何も執行することはできません。

 この二元制が地方議会の大事な権能なのです。

 

 市長が議会に提出した議案に対し、必要な時は議会が勇気と常識を持って「駄目です」と、否決する権能が一番大事なのです。

 しかし権力に媚び迎合し、あるいは権力者を恐れ自分の信念を見失い、また議会内の役職や地位、名誉が欲しいばかりに自分の心に嘘を言って、議案に賛成してしまうため、税金の無駄使いの箱物や行事や補助金のバラマキが行われ、その結果 負の遺産を残しその「ツケ」は最後に市民が支払った血と汗の税金を無駄に投入して行政側の失政の尻拭いをしているのです。

 

 市長が悪いのではなく、その議案に「NO」、「駄目なものは駄目」と言えない「第一義」を貫けない議員がいるから市民は、政治に不信感を抱き、議会や行政へは信頼ではなく、反感、違和感を持ってしまうのです。

そんな市民の方々が、大切な選挙や政(まつりごと)に協力をいただけない残念な結果を多く感じます。

 

 私は、今議会最終日(26日)、議案第一号、平成27年度一般会計予算、1項の(仮称)厚生産業会館建設に反対の立場からの討論を行い、市長に「武士の一念」を貫き「NO」を突きつけます。

 少数であることは分かっていますが、議員の権能は守りたいと思います。共産党と同じだと思わないで下さい。私は地方議会は国や県と違い、政党政治でなく、イデオロギーに左右されず、市民の意見を最優先に考えて自分の信念を貫き通したいと思います。

 私の反対討論は、26日午前11時30分頃になると思います。その議会を傍聴するか、テレビ、マスコミ報道に是非とも感心を持って下さい!

 

2015-03-21 16:00:08.0 上越水墨画フェスティバルを中止とは?上越市の文化行政の摩訶不思議

 例年4月花見の時期に、5年間も続き、世界的かつ日本を代表する水墨画家の作品が出品され、県内外の水墨画ファン、遠くはハワイからもファンが来越され 上越高田のイメージアップと誘客に大きく貢献して来ました『上越水墨画フェスティバル』が今年は中止となってしまいました。

 

  私は、3月19日の上越市議会一般質問の初日、市長に「“新幹線開業で交流人口の拡大を目指す”と宣言しておきながら、この水墨画展を何故中止するのか。上越市は文化行政に対する取組みの姿勢には誠意が無く、口では文化都市と言っているが文化都市たるべき努力をしているのか。過っては富岡惣一郎画伯の美術館を南魚沼市に持って行かれたり、内田邦夫先生のクラフト作品が県外の美術館に流れたり、齋藤三郎陶工の陶芸作品の常設展示の美術館が市内には無い。 そして今回問題とする市内在中の水墨画の笹川春艸先生の展示会場なども何も在りません。とにかく『高田』という永い歴史のまちを観光しようと廻ってもこの地の文化や芸術を見て触れるところが何も無いではないですか」

 

 さらに続けて「それにしても上越市は芸術家の方々への支援に対しては全く前向きではありません。特定の人・団来への支援はしないという考えのようですが、それでは芸術や文化は向上しません。昔は文化・芸術に対して時の大名や地主、企業家がスポンサーになって財政面で応援したものです。今、時代も変わり、そのような人たちも居なくなったのだから、代って行政が前面に出て支援すべきではないですか」と訴えたのです。

 

 しかしながら相変わらずのお堅いお役所的発想で、前例踏襲から一歩も前に出ることの無いお寒い答弁でした。「文化芸術には行政は介入しません。後ろの方で見守ります」と言うことは、「私たちは何もしません。好きな人達でおやりなさい」と言うのと同じことです。

これでは上越市の持つ文化芸術は衰退の道を辿り、観光と言っても何の目玉の無い、見るべきものも無い廃れたまちになるでしょうし、金沢、富山との都市間競争には勝てるはずがありません。絶対、行政の考えややり方を変えなければ良いまちにはなりません。

 

 それに各芸術家団体の携わる組織がそれぞれが連携すること無くバラバラであったり、その会長は名誉職に甘んじているだけでは何も前進しません。芸術団体や組織の幹部の人達も自分たちの意思を明確にして行政や政治に係わっている人を動かし、その人の持つ力を使うことが肝要と思います。市民のやる気、結束、リーダーのエネルギーが芸術文化の薫る個性的なまちを創るのだと思います。

 

 

 

 

2015-03-16 14:18:28.0 新幹線はこの街を生まれ変わらせるチャンスです

計画から半世紀近くが経過し、ようやく平成27年3月14日、この地域の人々が待望した北陸新幹線が開通しました。これまでの運動に関わった政治関係者、住民の方々の多大な努力に心から敬意と感謝を申し上げます。開業日当日の式典に私も末席にいましたが、胸に紅白のバラを付けた人々を見ましたが、私は心の中で不安な気持ちになっていました。と言うのもその日のニュースで地元メディアは「上越妙高駅」を取り上げていましたが、全国ネットで報道されたのは金沢・富山・長野ばかりでした。上越も沿線のはずなのに地図にも載らず、街の名前・駅名さえも紹介されませんでした。それだけ“新潟県上越市”は全国的なイメージが希薄であるという証左です。逆にいえば地名・駅名はそれだけ大切だとも言えるのです。

 私たちの郷土は文化・歴史的に見ても決して金沢・富山・長野に引けをとってはいないと信じています。しかしながら観光メジャーになれず全国的に知名度が低いのか色々と考察してみました。

  1. 新潟県人、特に上越人は物静かで万事控えめ、消極的である。
  2. 性格的に陰性で何事も前向きではなく冒険心・チャレンジ精神に欠ける。
  3. リーダーシップの欠如、後方で目立たないように行動する。
  4. 個性的なアイデアが出てもそれに乗らず、否定的になる傾向がある。
  5. 人との交流に積極的ではなく、排他的な傾向がある。

自省の意味を含めた事でもありますが、若い人たちはこれではいけないと言う動きがありますが、現在の50代後半からの世代はとにかく排他的で若い者の意見を聞きたがらず、むしろ潰しにかかっている雰囲気さえあります。これでは金沢・富山・長野との都市間競争に勝てる道理がありません。新幹線開業に伴い今までの考えを改め

  1. 常に柔軟で斬新な考えを持つ習慣と人間を育てる地域性を創設する。
  2. 人脈・金脈・情報収集能力を高める地域性を作る。
  3. 日本・世界を視野に物事を考える習慣を作る。
  4. 老若男女問わず広く意見を取り入れる。
  5. 1~4を行ううえでは常に地域の歴史文化を尊重する。

1~4と5を並べた場合、やもすると矛盾するとおもいますが、観光戦略として成功している上越以外の都市はいずれも地域の歴史と文化に足を付けた戦略を展開している点を考えれば上越のこれからのまちづくりに必要なものは何かと言う事が分かってくるように思います。

 私は若い時、日本国内を8年間周り、その後ヨーロッパを放浪して色々な街を巡って参りましたが、活気のある美しい街は食べ物がおいしく、文化の香りが漂い、住民は温和で親切、そして何よりも自分の街に誇りを持っています。

 私たちもやってできないことはありません。そんなふるさと上越を創って参りましょう。よろしくお願いします。