えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2016/06/25 21:20 『行政のやり方,考え方を変えれば悲劇は起きない』

 今日も新聞を見て驚き、段々と腹が立ってイライラしてきました。

 

 それは行政が全国的に行っている女性の「乳がん検診」について、全体の 7割の自治体でマンモグラフィーによる検診時、乳房のタイプによって”異常が見えにくい”ことがあるのにその結果を診断書には「異常ありません」として、受診者に通知していた言う記事が掲載されておりました。

 

 

 

 癌は早期発見すれば、そのほとんどが助かるほど医学は進歩してきています。国民は行政が行なっている乳がん検診などの「がん検診」を信頼し受診してきたのに、この不信感を招いた行為は許されない所業です。

 

 今までも輸入された汚染血液から造られた薬害エイズ事件や廻し針による C型肝炎、肝臓がんの誘発、サリドマイド剤による奇形児の出産など国や県などの医療行政の失態が多くの悲劇を招いてます。

 国民の命を守るためにある役所が殺人をしているようなものです。誰も責任を取ろうともしていません。反省の色も見えません。

 

 行政という「公権力」を扱うその座に着くと、本来の正義や公平、奉仕という公職の官吏が、このように無責任で不条理な感覚へと麻痺してしまうのは、実に嘆かわしいと言わざるを得ません。

 明治の時代からの中央集権の中で、お役所イコール特権階級であるという意識を持った職場環境では、目の前の 国民の悲しみや苦しみを何一つ感知出来ないし、知ることも出来ないのです。

 その役人の発想や人間性が根本的に変わらない限り、こういう異常な福祉行政の解決は望むべくもないのです。自浄作用を自らができない体質になっている役所の職場環境こそ 1日も早く手をつけなければ国民の願いや安全、安心、公正は実現しません。

 

 自分の出世のことばかり優先でなく、死ぬまで税金で食べさせて頂けるのは、国民の汗と涙の中で納めていただいている国民の尊い命金(いのちがね)のおかげなのだと言う事を深く心に刻み、感謝をする生き方、仕事をしなければなりません。

 行政の原理原則の第1歩は、「行政とは国民、市民への最高のサービス業である」という奉仕の精神と(支配的)権力を錯覚しない事ではないでしょうか。

 サービス業は人に尽くすことなのです。

 

2016/06/20 11:57 国民は一票の重さの責任を感じていますか?

いよいよ参議院選挙が22日に告示されます。今回の参議院選挙は新潟県も含めた32の選挙区で「野党共闘」の名の下に候補者が一本化され、「安倍自民・山口公明政権 対 岡田民進・志位共産」の一騎打ちが展開されます。

 国内世論も真二つに別れることでしょう。おりしも米国では大統領選挙が佳境に入っています。そして英国では野党議員が暗殺されると言う過激な事態にまで発展した欧州連合(EU)の離脱の是非をめぐって激しい対立や議論が起こっています。

 民主国家で国民の投票によってリーダーが選ばれますが、そのリーダーに求められる資質は部下やブレーンを生かす統率力、先見性、時には強力なリーダーシップを発揮して反対勢力を押さえ込む手腕、的外れな批判に耐える忍耐力など考えてみるだけで超人的な能力がないと務まらないのではないかと思ってしまうほどです。

 事あるごとに日本の左翼勢力やマスコミは安倍首相の事を「暴走政権」と揶揄しますが、では誰が適当なのでしょうか?彼ら左翼は中国共産党が行っている一党独裁の政治体制、そして覇権主義を唱えてありとあらゆる方法で他国に挑発や侵略行為を行っている事に対して駐日中国大使館の前でお祭り騒ぎのデモは一切やりません。マスコミも昨今の中国の挑発行為に対してまるで日本が悪いかのような世論誘導を行っています。平和ボケここに極まれりといったところでしょうか。

今の政権与党を批判する人たちは中国のような政治体制を望んでいるのでしょうか?おそらく彼らは本心ではそういう制度は望んでいないはずです。言論の自由もなく、反対者には武力を持って弾圧を加えています。つまるところ政権にとりあえず反対するふりをしておけば国民からそれなりの支持も集められて自分の生活は安泰にすると言うことでしょうか?4年前に民主党と言う左翼マスコミと結託した政権が誕生しましたが国民生活は一向に向上しませんでした。確かにアベノミクスはまだまだ地方に波及していません。だからといってここで現在の政権与党から野党へ政権を渡していいのでしょうか?4年前の悪夢を再びよみがえらせるわけには行きません。

18歳からの選挙権もこれからスタートします。老若男女問わず正しい知識と正しい判断でこの国の行く末を決める一票を投じてほしいものです。

2016/06/19 01:27 『人相にすべてが表れていました!』

 

 花や海の色、残雪の山々、夕日に染め上げられる日本の原風景など、これほど美しく神々しいものはありません。これら神々が宿った自然、万物は、まさに神々の神相(人相)が表れているということなのでしょうか。

 

    山本吉明さんの作品

 

 しかし、悪い事を行った者の人相、特に権力の座にいた政治家や高級官僚が、まるで最後の断末魔の喘ぎのように、権力にしがみつくあの浅ましい姿でカメラマン達の前を足早に通り過ぎてゆく時の顔は、悪相そのものであり、人間の中で一番不幸な顔付きであります。

 

 親は生まれたばかりの赤子の顔を見て育てていた時には,まさかこんな悪相の顔になってしまうとは想像もしなかったことでしょう。

 東京大学を卒業して東京都知事にまでなった息子を誇らしく思っていたでしょうが、悪いことを行い人の道を外れ(外道)、都民の税金や政治資金を公私混同して使用する行為を、さも正常であるかの如く振る舞い、批判や指摘を受けると、今度はなり振り構わずごまかそうとした恥さらしこの上ない姿を国民の前に晒しました。何とも親としては、世間様に対して申し訳なく、身の置き場が無い程に辛く苦しい思いをしなければならなくなります。

 

 東京都知事にはいろいろな人が成りましたが、以前より代々都知事は権力を私物化してしまいがちで、海外出張や普段の生活などは、一国の主より大変贅沢なきらびやかな暮し振りをしていたようです。

 そして段々良心の呵責を感じる様になり、終いには無意識の心の痛みが目や顔や身体全体に表れ、品格も教養も何もないような悪相に変わるのです。

 

 人相はとても大事です。良い心、正しい心は人相として表れます。40歳を過ぎた人間は、自分の顔に責任を持たなくてはならない。」アメリカ大統領リンカーンの名言です。

 

 私は毎朝、鏡を見るようにして心の正常化を自分に言い聞かせています。不思議に私の気の合う人や仲間は、顔の相の良い人ばかりで大変嬉しく思います。しかし波長の合わない人はどこか悪相ですからとても不思議です。

 

 人相には頭の良さなどではなく、人間の精神、心の作用・状態が重要です。哲学・道徳の無い国は国が乱れ汚れたゴミ溜めの様な国や家庭になってしまうことから、美しい心、美しい町こそ繁栄の礎」であることがわかります。

 これからもう一度、美しい東京五輪、力強い東京に戻れるから良かったと日本中が喜んでいるようです。