えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2022/07/22 17:35 <日本社会の恥部の拡大を考えよう。>

  全国の約7500の私立保育園連合会の前会長が、会の貯金の流用問題で警視庁に逮捕されました。次々に起こる事件、先日の日本大学の理事長の日大病院建設に係る汚職事件と同じく、組織の役に付くと必ず権力を当たり前のように利用し、私腹を肥やしてしまう。「利他」ではなく、「私欲」に溺れ、それまでの努力と功績を一夜にして崩し、犯罪者のレッテルを貼られ、親族、家族まで後ろ指をさされて、肩身の狭い思いをしなければなりません。

 

  特に政界や官界、業界、学会、組合など様々な団体の長になると公の金銭をその地位を利用して色々な名目を付け、あたかもその集団の発展の為や研修と称して会や団体のお金を私的な遊興費やその地位に留まる為の費用として上手に操作させるボス的存在をトップにすると、長期的にその地位を独占して幹部が何も言えない独裁者的集団となってしまい、必ず次第に活性化しないトップの私物組織になります。

 

  今、一国の指導者すら守れない国の官界の姿をみると日本全体の国力の低下の実状の表れを見て取ることができます。大学から幼稚園にまで進んでいる汚染されたリーダー達の非常識な状況を子供達にどう説明するのでしょうか。江戸時代なら、切腹か斬首です。それは自由のはき違いであり、その人たちの責任はどこに行ったのでしょうか。悲しい惨状の今の世です。これを立て直すにはもう一度、立派な国造りを常に考えていくことです。そして、目の前のことに行動することです。挫けてはならないのです。

2022/07/19 15:46 《安倍元総理大臣の残した功績》

 安倍氏の家系は山口県旧長州藩の出身で、日本の近代化の明治維新の発祥の地と言っても良い程、国家をどうするのかと言う政治、経済や国民の道徳や倫理意識を中心に人造り、国造り、地域造りを行う哲学を持った伝統的な土地です。

 安倍氏の祖父は戦後政治の要、特に国防の抑止力について日米安全保障条約を命を懸けてやり遂げた大政治家です。その血を受け、反対する声も沢山ありますが、日本の決定的な欠点、最悪を想定しない「緊急事態」の時の国防を、口先だけの言葉の観念論の平和主義を叫ぶ反日思想主義者のプロパガンダで戦後あやふやな国家論でしたが、安倍さんはこれでは国民と生命、財産は守れないという、政治の王道であります危機管理条項を法律化し、戦争や災害列島日本の国益をしっかり守る事を前進させた政治家でした。

 日本は最悪を表現すると縁起が悪いと言われたり、「言霊主義」を信じ、不吉なことを想定することに背を向ける面があったために、原子力発電所ももっと安全対策を徹底したり、このコロナ禍でも国立感染症研究所にも予算を充て人材開発でも世間の目を向けさせるべきです。

 又ロシア、中国、北朝鮮の軍事力、特に核ミサイルの実験開発、そして武力侵攻の脅威を一番強く感じ、その対策の法の整備を行った政治家は岸、安倍さんの保守本流の政治家です。

 この地球では過去何千年もの間、危機感を失った国は滅亡しています。民主主義は国民一人ひとりが政治家です。安易な楽観主義は馬鹿と言う事です、無責任と言う事です。

 豪州、インド、日本、アメリカ、この四カ国が結束するアジア太平洋の安全を提唱した安倍さんの構想にアメリカも初めて同調して中国に先手を打ったのです。

 この事が世界から日本の政治家の評価を高めました。

 

 最悪を考慮するこの事は情報を分析する能力が安倍氏は血の中にあったと私は以前より思い続けていました。本当に残念な政治家を失った事の重大な損失を国民は考える時です。

2022/07/12 21:13 ウクライナ難民フォーラムでの感想

 ウクライナ戦争の悲惨な姿の報道を見て、ただ傍観していて良いのかと思いながらも、誰かが支援する市民の会を立ち上げるのではないかと思っていました。しかし誰もしなかったので、私は友達と仲間で会を立ち上げ、7月2日13時30分からオーレンプラザでフォーラムを開催しました。400名の市民の皆様、遠くは新潟市から来て下さった方もおられました。心を寄せて下さった方々に誠に厚く御礼を申し上げます。

 上越は、500年近く昔、謙信公は武田の武士と戦場で戦っていましたが、甲斐信濃の民衆と争っているのではなく憎悪も何もなく、困っているなら塩を送ってやろうと言う義と情の人道支援の心の発祥の地です。

 現在コロナ過で、人間の心まで閉塞感で閉ざされ、助け合って生きると言う日本人の世界に誇れる良き心が徐々に失われ、思いやりも情もない殺伐とした、自分さえ今さえ良ければ他人の事は無関心と言う社会になってきています。もう一度、義の心の精神を思い出しましょう。

 東北大震災で困っている時は、世界190ヶ国から援助資金や物資を送って頂きました。また何時この地にも何が起きるかわかりません。義の心は、昔の物ではなく、現代でもこの精神は大事な心です。その心を広めるためにウクライナに義の旗を掲げたいのです。お力を貸して下さい。当日、皆様から28万円もの寄付を戴きました。