えいじま義雄の蓮風便り

「蓮」の花と薫りのように清く「義」一筋に政治の道を貫きます

2013/09/16 17:32 消費税導入は国民の意識の高まりの中で

 平成元年4月、なぜ国が消費税を導入したのか、今一度検証してみたいと思います。

 

 今から46年前(昭和42年)自民党が最盛期の時代、首都東京都の知事に、マルクス経済学者“美濃部亮吉”氏が選出されました。母体は自民党ではなく、当時の日本社会党と日本共産党であり、都政始まって以来初めての革新知事の誕生でした。

 

 美濃部都知事の看板政策は「福祉と社会保障」でしたのでマスコミはこれを“福祉元年”と持て囃しました。この政策は労働組合に受けが良く、給料や退職金がドンドン上がり都職員の待遇が一変しました。

 「このままでは国全体が左翼革新化してしまう」と危機感を募らせた当時の自民党幹部の田中(角)、大平、中曽根、竹下等各氏は、美濃部都政に負けないほどに公務員人件費や年金、退職金を上げ、福祉重視の方向に政策の舵を切り替えました。

 

 しかし、もともと財政的な裏付けに乏しいバラマキ財政であることから、その財源確保に竹下内閣での消費税初導入となるのですが、その消費税導入後の平成元年7月の参議院議員選挙と翌年の衆議院総選挙で自民党は大敗する結果となり、それからというもの国の借金だけが雪だるま式に膨れ上がり、この20年間の不況も相まって国の借金は今日、1千兆円を超える額になってしまいました。

 

 また都政の於いても、一見大向こう受けの良い革新美濃部都政は、前東龍太郎都知事時代までに築いた諸々の貯金をすべて使い果たし、東京都を前代未聞の財政破綻に落し入れてしまいました。 しかし美濃部学者知事本人は財政立て直しに取り組むことなく、無責任にも参議院議員に鞍替えして行きました。

 その後の赤字財政の後始末は鈴木、石原都知事によって行われ、黒字運営に建て直され現在に至っているのは周知の事実です。

 一人のリーダーの失政は、結局最後は納税者である国民、住民が背負うことになるのです。

 

 今日のわが国は、例えれば成人病に侵されて心臓も、脳も、血管も流れる血液もドロドロの状態で、早急に名医の手術が必要な状態になっていると言えます。手術には痛みを伴いますし、輸血も必要になります。

 

 東北大震災の復興、高齢化社会の不安解消、いつ発生するか解らない巨大地震への備え、デフレ経済からの脱却等々。これらの課題を克服して行くためにはまず財源が有ってこその話です。

 私は、安倍外科医師の手術に期待いたしますが、国民の現状認識と協力無くしては手術の成功はあり得ません。

 

“政治への無関心”それが一番無責任であり、国を駄目にする元凶です。

 

 

 

 

2013/09/10 09:13 オリンピックに向けて放射能汚染水の安全確保を世界に宣言。安倍総理は国の威信を懸けて完全解決を。

 2020年のオリンピックとパラリンピック夏の大会が東京で開催されることに決定しました。多くの国民がこの決定をたいへん喜んでいます。

 何よりも東京招致に向けて最善最高の努力と活動されてきた関係各位の方々に謝意を申しあげたいと思います。

 

 最終のプレゼンテーションを前に、各国のIOC委員やマスコミメディアが、福島原発汚染水漏れによる健康被害と環境汚染への不信感を訴え、厳しい質問を投げかけて来ていました。

 しかし、そのプレゼンテーションの壇上で、日本国内閣総理大臣安倍信三氏は、全世界に向けて「福島原発の汚染水漏れは、コントロールされている。決して東京にダメージを与えることを許さない。健康問題については今までも現在も将来も全く問題無い。抜本解決に向けたプログラムを私が責任を持って決定し、実行して行く」と宣言しました。

 

 この総理大臣の宣言がオリンピック招致を決定づけたことは間違いありません。世界のメディアはこの宣言を素直に高く評価しています。

 

 日本国が全世界に向けて、完全なる安全を取り戻すことを約束したのですから、政府は今後早急に、世界から情報を収集し、技術の粋を尽くし、そのためには人材と資金を惜しみなく注ぎこめなくてはなりません。オリンピック招致を成功させたあのパワーと団結力がある我が国ですから出来ないはずがありません。

 

 私たちの世代にとって、昭和39年10月の、あの胸も高鳴るような晴々しい気持ちと感動を与えてくれた東京オリンピックは忘れようにも忘れようがありません。そのオリンピックがまた東京で開催されます。うれしい限りです。

 

 聖火が再び私たちを呼んでいます。もう一度、日本の総合力の強さ、永い歴史と文化で築かれた“おもてなしの心”を世界の皆様に感じていただきましょう

 

 バブル崩壊後のいわゆる失われた20年、この間、国民は自信を失い、何か暗い閉そく感に苛まれて来ました。そして2年半前、未曾有の大震災が東北地方を襲いました。復興はいまだ道半ばです。

 しかしここに来て、一条の光が差し込んで来たように感じられます。この光は、今も苦しんでいる東北の被災者の皆様に「生きるエネルギー」を与えるものと信じます。

 

 スポーツの祭典オリンピック、その聖火の灯は平和を世界に訴え、日本人の心がひとつになり、もう一度元気になる松明(たいまつ)になることを祈るばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

2013/09/01 09:33 オリンピック招致より原発事故処理を急げ

 日本国を愛するが故に憂国の痛憤を申しあげたい。

 

 国民は昨年の総選挙で、あまりにも素人政治の民主党政権に呆れ果て、レッドカードを突きつけ退場させました。

 その理由の一つに福島の原発事故処理の対応の稚拙さにあります。国民は怒り、「民主党には、もうこれ以上任せられない」と、自由民主党に再び政権を委ねたのです。

 

 しかし現在、事故処理は解決するどころか、原発敷地内の貯蔵タンクから高濃度の放射能汚染水が300トンも漏れ出し手の付けられない状態となり、海洋環境を汚染し続けている現状があります。このままでは海洋生物の生存そのものが成り立たなくなる危険性が迫っています。

 

もはや東京電力は、事故処理を行う指導者も、技術者も、作業員も見当たらず、そして資金も無く、全くお手上げの状態のようです。この状態を放置していることは、犯罪と言ってもよい程の政財官の無責任な行為です。国民の生命財産を守れずして、何が政治家でしょうか。何が国家官僚でしょうか。

 安倍総理は今、陣頭に立って指揮を取り、この大惨事の事故処理に当たるべきです。この事は辛くても歯を食い縛り、国際友好諸国にも頭を下げ、技術や資材の支援をお願いすべきです。 

 

 今、オリンピック東京招致で盛り上がっていますが、しかし今の状態は、大きな火事を出しておきながら、周囲に謝りもせず、事後処理もせず、花見で酒を飲み、浮かれているのと同じです。 

 この原発事故の処理が終わってから初めて、スポーツの祭典オリンピックを招致しても決して遅いことはないと思います。

 

 「至誠にもとる無かりしか」「言行に恥ずる無かりしか」「気力に欠くる無かりしか」。私達は安倍総理に期待して政権をお任せしたのですから、今この国がなにをなすべきか、間違う事のないようお願い申しあげる次第です。