こんにちは。井手塾放課後クラブの槙島です。
井手塾放課後クラブは、小学校1年生~3年生を対象とした「学習中心の児童クラブ」です。
夏休みも元気いっぱい朝から夕方まで活動しています
5月から放課後クラブを担当していますが、この数カ月で感じたことが。
それは、「国語の文章問題が苦手なお子さんが多い…」ことです。
「先生、わかんなーい」とあちこちから聞こえてきます
そのような子たちには、『本文を読んでいない!』という共通点があります。
文章問題が苦手なお子さんには、次のような共通点もあります。
①文章を読むのが嫌い、苦手。文をただ目で追っただけ。
②問いの意味が分からない。←語い力が足りない。
③問いを読んでも本文の中から当てはまる個所を探そうとしない。←面倒くさい。
気になるのは上記の①番。
小学校低学年の子が問題の解き方(ルール)を知る以前に、文章を読まなければ問題も解けません
算数の文章題への苦手意識もできてしまいます。
そこで、小学校低学年のお子さんたちには、まず『読書』をお勧めします!
放課後クラブでは、みんなで一つのお話を一文ずつ読む『輪読会ぐるぐる』をしています。
これを親子でするのもいいですね。
『音読』は、目で字を追うだけの「読んだつもり」にならないためにもいいですよ。
マンガでも、小学生が大好きな〇〇シリーズでも。
読書が苦手なお子さんは、文字に親しむことから始めてください。
だんだんとレベルを上げていけばOKです。
本を読んで、情景や状況をイメージできるようにすれば、長い文章も読みやすくなりますね。
また、本が好きな子は、会話の中で知らない単語が出てくると「〇〇って何?」と聞き返してくれます。
このようにして語彙力を増やしていくんだなぁと感心しました。
夏休みもあと少しです。
この機会に読書の習慣をつけましょう